1月の本 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

こうもネタがないと、困ってしまいますね。
蔵出しの1月読んだ本について書きます。



「死のテレビ実験」 クリストフ・ニック&ミッシェル・エルチャニノフ (リ)
兎に角権威と言うものは恐ろしいと言う事。
皆さんデモとかやっていますが。
一旦権威を目の前にするとほとんどの人が従順になると言う話です。
それが死にかかわる事でも。




「日本ラーメン秘史」 大崎祐史
この業界は10年続くのが全体の10%。
20年続くのが3%だそうです。
一応日本全国のラーメン屋が載っていますが。
ココではぎょらん亭は確定か?
そして、比較的新しい有名店黒門が載っていたのは
ちょっと信憑性がましました。




「テレビ標本箱」 小田嶋隆
ニーチェ曰く「歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、
二度目は喜劇として。」
まあ数年前のテレビの話題ですから、今だと笑いが減っています。
しかし、雑誌連載コラムをズラ~と載せていて、
一つ一つが短すぎて読むのに疲れました。




「テレビの嘘を見破る」 今野勉
なんかテレビ関係の本が多いですが。
新書の一コーナーからガサッと取ったからです。
年100冊ノルマの、年末調整の段階です(笑)
感想は、なんかこれ読んだ気が・・・・。
視聴者の判断にゆだねると言う記述が少ないと言うのは、
視聴者を馬鹿にしているからかのかな~~~?




「ミック・ジャガーは60歳で何を歌ったか」 中山康樹
ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは
手切れ金10万$と、グループが存続する限り年2万$支払われる
で手を打って縁を切ったそうな。
つい最近ミック・ジャガーの様に動くと言う曲が
全米ナンバー1になりました。
そのPVを見て、ピンと来ました。
江頭2:50はミック・ジャガーからインスパイヤされている。




「パチンコがなくなる日」 POKKA吉田
パチンコ業界はヤクザと手を切って警察とつるんだ。
元々、業界は警察の天下り先の一つでしたが。
今ではその警察とも業界は良い仲ではない。
これも読むと、法律は誰の為に作られると言うのが解ります。
パチンコ業界は今CMバンバン流しているから、
マスコミも言えないのよね~~~。




「グルメの嘘」 友里征耶
TVで紹介されているのは殆ど嘘。と言うか脚色。
そりゃそうだ、俺のブログでも本当の事は書けないもん!
ミシュランとかにNHKで紹介された神の手のすし職人。
客をせっつかせて、速く食べさせて回転率を上げようとと言う作戦。
あんだけ金を払ってそれはないだろうと言うのには笑った。
食の亡者を装った金の亡者のお話。





「真実のビートルズサウンド」 著:川瀬泰雄 編:蔭山敬吾
ジョンが言っていた「ストーンズは自分達より半年遅れている」
と言うのが聴かなくても読んでいても良く解りますが。
しかし、半年とは言えない気が・・・。
そして、プロデューサーのジョージ・マーティンとエンジニアはやっぱり凄いよな。
素人の無理難題を何とかこなして行く様は、
それこそがレコーディング技術の進化でした。




「『なぜ?』から始める現代アート」 長谷川祐子
現代アートが嫌いなら、嫌いな理由を見つけないと。
正直ビックリ箱は要りません。
「なぜ?」が「だから?」に変わっただけでした。
ちょっとナチスの退廃芸術を嫌うのが解ります。




当たりは「死のテレビ実験」ですね。
さすが自分がリクエストしただけはある。と自画自賛。
後は、「グルメの嘘」ですかね。
これ読むと地方の5時台からやっているお得ランチ&ディナー店の紹介。
大体・・・・。と言うのが解りますよ。

100冊まで残り10冊。