バルセロナ四日目→マドリッド編 | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

で、バルセロナ最後の日です。
別にバルセロナが滅亡する訳ではありません。
自分が立ち去るだけです。
 
では、イキナリですが
何故自分がバルセロナを一番に行く都市に決めたか?
理由がちゃんとありました。
大学時代の留学生にカロリーナと言う娘が居ました。
まあ、チョクチョク遊んでいました。
自分と身長が一緒ぐらいで、スタイルも良いのですが。
兎に角ゴッツかったです。
チークを踊るか?となっても自分の体格ではつりあわないほど大きい!
(私、身長176センチです)
彼女がバロセロナ出身で。
次の留学先のアメリカで自動車事故で亡くなりました。
即死だったそうです。
明るく元気な子でした、イイ奴でした。
「バード!楽しんでるか!」と言って背中をバシバシ叩いてきました。
それが痛いんです病院。しかも酔っていてビール力の加減も・・・。
時には膝蹴りまで入れてきます。
 
そして、情熱のバロセロナっ子酔うと踊ります。
勿論フラメンコを。辺り構わずです。
九州一周の旅をした時、
地方の居酒屋で灰皿をカスタネット代わりに踊って
かなり受けたそうです。
 
ヨーロッパに行こうと決めて、何とか実家とかを
大学の友人、教授、ホームステイ先を使って調べましたが、
一番重要な同じ時期に留学して来た
米国サンアントニオの子と連絡がつきませんでした。
 
で、例のグエル公園の街が一望できる所で、
「俺は来たぞ!」
と、心に思ったのでした。
会っている時に家族の写真とか見せられたから、
ぜひお会いしたかったんですけどね。
しかし、外国の方ってどうして家族の写真を見せたがるんでしょうね?
まあ、会った所で会話が出来るかは微妙ですが・・・。
 
 
で、出発の朝は結構早かったですが。
同室の米国人が起きて、
住所を教えてとなったので、ローマ字で住所を教えますが。
当然音沙汰無しです。
でも、イイ奴でした。
 
再び地下鉄に乗って駅へ。
ほぼ始発なので席はガラガラ。
う~~ん、予約要らないのでは?
その勘は当たり、その後も余り人は・・・。
 
ちなみに自分は車窓が大好きです。
一番好きなたびは列車の旅です。
バイク乗っていて言うのもなんですが、
兎に角車窓の変わる景色が大好きなんです。
しかも、ココはスペイン。
今までとは違った車窓が。
初めは左に地中海を眺めつつ・・・・、
バレンシアまで。
例のオレンジの産地です。
自然とお辞儀をしてしまいます。
 
一応特急なので車内でVTRが流れていますが。
何言ってるか解らないし、何度も流しているんでしょうね。
ノイズが物凄く激しい・・・。
 
バレンシアから今度は内陸部に入ります。
いやあ、スペインの土って
本当に赤いんですね。
風車に、赤土の荒野、時々砦みたいなのも・・・。
 
おい、ドン・キホーテ
そのままの世界じゃないか。
幾ら眺めても飽きません。
ちなみにドン・キホーテは一冊だけ足りなく
コンプリートしていないので。
未だに読んでいませんが・・・。
 
うん、うん、これこれ、旅はこれこれ。
とか思いつつマドリッドに着きます。
ちなみに、朝飯昼飯完全に抜きでした。
 
マドリッドに着いた初日にイベントは有りました。
それは次回のお話に・・。