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昨日もお読みいただきありがとうございました。
中学受験の地域差
私はもともと子育てブログに身を置いていたので今でも子育てジャンルの他の方のブログはよく読んでいます。
子育てブログに限らず中学受験の日記が多いように思います。常にホットな話題であり注目度が高いことが伺えます。
うちは地方なのでほとんどの子は中学受験をしません。ですので、他の方のブログを読んで中学受験が盛んな地域の人は大変だなと思っていました。
当事者の方々は日常生活の中で中学受験が大きなウェイトをしめていて、模試の結果に一喜一憂したり塾の宿題に追われて夜中や土日も勉強したり、子のメンタルや体力を心配している様子に私も画面越しに応援せずにはいられませんでした。
中学受験は親の経済力、誘導力、サポート力が求められ大きな影響があるので親も振り回されますね。本当にこんなに時間と生活を支配してまで受験すべきか?という悩みもあるでしょうし、もし結果が残念だった場合は受験しないほうがよかったのか、後悔の気持ちも混ざりながら苦しみますね。
でも、安心してください?
私のような地方の者から見ると
公立の中学もいいよ!
地方はまだまだ公立派が多いです。
情熱を持ったいい先生も沢山います。
うちの息子は中学の先生の影響で読書好き。高校で心が折れたときには、本と地元中学のやんちゃな子たちに救われた部分がたくさんありました。やんちゃな子たちには笑えるエピソードがありすぎて思い出すだけでも元気になれます。
息子は現在大学生です。地元中学の子たちは就職していて車にも乗っているので帰省したときには駅から家まで送迎してもらい、遊びに行くときも全部乗せてもらっています。頼りになるのよ。体力も根性もあるし、ケンカやトラブルにも負けない。何かあれば息子を助けにきてくれる。
もちろん都会の私立中学は思考や生活レベルがあった子たちが集まるから価値観が一致しやすく楽しいでしょうし、一生の友達もできるでしょう。よい環境で勉強や課外活動に打ち込めるのもいいですよね。私の出身大学は付属校からのエスカレーターで上がってくる子たちがいましたが、やはり附属時代からの繋がりは強く、大学から入った私のような地方出身者とは違うということはひしひしと感じました。
その有名中学は全国では無名
地方の人は
都会の有名中学はほとんど知らないです。
(高校も知らない)
よくブログで出てくる御三家も知りません。興味がなくて調べてもないから今でもわからない。学校名を出されても東京なのか神奈川なのか埼玉なのかさえわかりません。関西も全くわかりません。
私は秋篠宮家の長男の悠仁さまが、お茶の水女子大附属中学校から筑波大付属高校に進学するというニュースを聞いたとき
筑波大付属=茨城県のつくば市
だと思って
わざわざ高校から茨城県に行くんだ~
県外の高校に行くなんて大変だなあと思ったぐらいです
筑波大付属が東京の文京区にあることも、そこが有名で難関校であることも悠仁さんのニュースで初めて知りました。
そんなものです。
中学受験でうまくいってもうまくいかなくても置かれた場所でどう楽しむか
環境や出会いを生かすも生かさぬも自分の行動次第。抜き出る子はどこからでも出てくる。
青春はいつでもどこでも始めることができます。
不本意な学校だったとしてもそこで働く先生たちは子どもたちを全力で愛してくれるはず。先生たちだって分かっている、受験で泣いたことを。もう泣かせない、辛い思いをさせない、卒業式のときには笑顔で送り出すと思っています。
大人になるとわかる。
愛こそ教育の源。