先日、仕事から帰ると

家に電気がついていなくて真っ暗でした。


いつもなら息子がリビングにいて明かりがついているので


あれ?と思って家に入ると


息子がリビングのこたつでグーグー寝ていましたぐぅぐぅぐぅぐぅふとん1ふとん2ふとん3


びっくりしたぁ〜笑い泣き


私は家に明かりがついていないとドキっとします。


昨年の今頃は、息子が部屋にこもっていてずっと真っ暗だったのです。


息子がいるのに電気がついていない。


真っ暗な部屋でスマホをひたすら見ている息子。スマホの光で息子の顔だけが照らされていました。


おかしい。

怖い。

本当に病んでしまった。

どうしよう。


私が仕事に行っている間に何かあったらいけないと思って、母にときどき様子を見てもらっていました。


仕事中も気が気じゃなくて

歯を食いしばらないと

涙が出そうでした。


母から


〇〇くんに果物持っていって声をかけたけど、ベッドでじっと天井を見つめてた。魂のない人形みたいだった。


とラインがきて


もう息子はだめかもしれないと

思いました。


1年前はそんな日々だったので、今でも夕方家に電気がついていないと心臓が飛び上がるほどびびるのです。


息子が無事でいてよかった。

昼寝でよかった。


1年経って息子はすっかり元気なのに、私はどうしてもびくびくしてしまう。もうこんな心配をしたくないと思って


息子に


「家が真っ暗だと、老眼で鍵穴が見えないから電気をつけておいて。スーパーの買い物袋もぶら下げてるから大変なのよ。」


と嘘をつきました。

正直に言うのはまだ早いと思いました。


いつか息子に

実はあのときさぁ〜

って笑って言えるようになるといいな。


その昼寝の日以降、息子は毎日電気をつけてくれています。


毎日ほっとします。