学生時代の友達と久しぶりに再会して食事をしていたら
隣の席の人たちが
「○○さんですか」
と声をかけてきた話の続きです。
A君が「はいそうです」というとみなさん喜ばれて一緒に写真をとることに。
もちろん私は写真係。
みんなのスマホで写真をとる間、A君はその人たちに気さくに話しかけていました。
どこに行ってもいつも誰かが見ている。
人がどんどん寄ってくる。
大変だな・・
彼の仕事が多くの人を喜ばせている。
私が
「たくさんの人を笑顔にしてすごいじゃん」
と言うと
「俺は運がよかっただけ」
と笑っていました。
ボロアパートに住んで、奨学金を返しながら働いて、お金がなくてラーメンばかり食べていた時代を知っているから「運だけじゃない」ということは私たちはわかっています。
お金を儲けるとか成功者というと下品な感じがするのですが
彼がサービスや商品を提供することでたくさんの人が喜んで感謝されているのを見ると10代20代で野心を持つことはいいことだなと思いました。若いうちにどんどん失敗してどんどん成長していって30代40代で大きな成功を収める。みんなを喜ばせる。世の中を変えていく。
息子や同級生たちの中で野心を持っている子はどれぐらいいるのだろうか。
娘の高校の卒業式のときの式辞で地元企業の社長さんが
「日本の若者よりも、アジアの留学生のほうが野心があり熱心だ。」
と言っていました。
若い人に野心を持ってほしいな。
そして日本経済を元気にしてほしい。
A君を見ながらそう思いました。
