勉強したかった
ただひとつの願いを抱えて
僕は故郷を出発した
チリン チリン
出発の合図だ
電車のベルが鳴る
僕はよしと胸を叩く
電車に揺られながら車窓からの景色を眺める
緊張がほぐれると同時に眠気が僕を夢へと誘う
僕は大人になれるのかな
次ここに戻ってくるときは―――
僕はうたた寝をしていたようだ
目を覚ますと僕は
自転車に乗っていた
そうだった、僕は自転車で学校へと向かっている途中だったんだ
勉強をしたかった
いつも電車で通う高校へと
なぜかこの日は自転車で行こうと思ったのであった
片道40分以上もかかる道のり
僕は頬をつたう忌々しい汗を気にせず
ただひたすらペダルを漕いだ
第一の信号で止まった
ここが一つ目の試練だな
僕はぎゅっと右手を握って力を入れた
現れたのは野良犬だった
きゃりーぱみゅぱみゅのような可愛らしい犬だった
僕はつい心をうたれて 犬を抱擁しようと近づいた
そのとき犬が僕の右手に食いかかった
とっさに振り払ったが手遅れだった
右手には紅の血が流れ
ロトの剣も握れないほど弱ってしまった
僕はブチギレた
犬を懲らしめたい衝動に駆られた
怒って怒って怒りまくった
ふと我に返るとなんと髪の毛が金髪に染まっていた
なんだこれは
僕は思った
僕は穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めたんだと
とうとうなれたんだ、伝説の戦士スーパー塚越に
僕は犬を殴り飛ばすのは動物愛護なんたらに関わる犯罪だと思ったので
威嚇するだけにした
すると犬はおびえて逃げた
僕は経験値を得てレベルが上がった
ライデインを体得した
この調子だ
と僕は道なりに進んだ
第2の信号で止まった
グリーンゴブリンが現れた
僕は命を捨てかけた
こんな強敵かなうはずがない
がしかし、グリーンゴブリンは自分の乗ってきたデロリアンが暴走し自爆した
良かった
経験値を得た
れいとうビームを体得した
僕は既にHPメーターが黄色になっていた
そのときたまたまアスファルトを歩いてた
ティナ・ブランフォードという素人が僕に声をかけた
ケアルガ!!!!
僕はなんだかちょっぴり元気になった気がした
そして、ようやく僕は目的地の渋高へと着いた
おかしい
なにかがおかしい
人の気配がない
なぜだ
僕は怪しみつつ校内を探索した
するとヤツが現れた
ガノンドロフだ
こいつの仕業だったのか
生徒達を返せ!!!
何を言っても聞かなそうだったので
僕は無我夢中にマスターソードを振り回した
だめだ、全然効かない
僕はこれまでかと顔を下げた
諦めてはダメです!
声の主は
エリザベス・スワンというウェザビー総督の娘であった
彼女は、なにやら怪しい杖をガノンに向けて呪文を発した
アバダ・ケダブラ!!!!
杖から放たれた怪しい光はガノンに命中した
ガノンは崩れ落ちるように倒れ消滅した
僕は勝ったのだ
この戦争に終止符を打ったのだ
僕は目的を果たしたと思うと
疲労が目立ち始めくたくたになり
故郷へと変えることにした
途中のふんばり温泉で買ったおんせん饅頭を食べながら自転車を漕いだ
その饅頭には阿弥陀丸の魂が宿っていた
グルメ細胞が上がった気がした
こうして
地球の平和は保たれたのであった。