「お国自慢」
国連ビルで会議をはさんでの昼食の時であった。各国の人のお国自慢が始まった。
イラン人が言った。「わが国で造るペルシャじゅうたんは、世界一だ」
ドイツ人が続いた。「わが国で造る自動車は、スピードといい、堅牢さ、乗り心地など世界一だ」
イギリス人いわく、「わが国のスコッチのうまさは世界一だ」
日本人もまけてはいない、「わが国で造るコンドームは、薄くて丈夫で世界一だ」
フランス人が言った。「わが国の女性の美しさは、何といっても世界一だ」
その場にいた最後のイタリア人に皆は注目した。
「ペルシャじゅうたんをひいたドイツ製の車にフランスの美女をはべらせ、スコッチを飲みながら、日本製のコンドームを使って喜ばすことができるのは、イタリア人だけだな。ワ、ハッハ」

 コメントなど無用だが、最後がイタリア人だから面白い。美人を見れば、声を掛けないのがかえって失礼にあたるといった陽気なフランクなお国柄である。欧州の他の国々からはイタリア人の若い男は「歩く性殖器」と呼ばれている。映画のロッキーでも「種馬」と呼ばれた由縁である。それは仕方ないであろう。何しろ国の形がペニスそのものである。

      「中国系米国人」
アメリカ西海岸には日系人は多いが、更に多いのが中国人である。大陸鉄道の建設労働者として大量に連れて来られた子孫であろうか。若い頃、グレイハンドの夜行バスで、中国人婦人同士の絶え間のない甲高いおしゃべりで寝られなかったことがあり、今でも中国語を聞くと、あの車中での閉口した時の思い出が蘇るのである。
    
 大陸鉄道建設中の現場監督の白人達が、ある日、コーヒーを飲みながら反省した。
「あいつらは馬鹿じゃない。4千年の歴史ある民族だからな。俺たちも今後奴らをチンク(中国人の蔑称)と呼ぶのはやめようじゃないか」
それで頭株のコックを呼び出して
「チンクという言葉は明日から使わない」
と申し渡した。
「それはいいことだ」
と、コックの中国人が答えた。
「それでは俺たちの方も、明日からあんたらのコーヒーに小便を入れるのをやめることにしよう」

ロスもシスコもチャイナタウンの賑やかさ、豊かさに比べると、日本人町は如何にも貧弱で淋しかった。まあ、数も違うだろうが、中国人は同じ地域出身者の有能な者をみんなで盛り立てるのだという。日本人は頭角をあらわしそうな奴がいると、みんなで足を引っ張るのだという。そうして早く自分が小さなボスになりたがる、といったことを、バンクーバーに住む日本人から聞いたことがあった。    

 こちらから勝手に  http://blogs.yahoo.co.jp/seizoh529/11889744.html