シークレット・ガバメントが最も恐れるのは、アインシュタインのような世界に大きな影響を与える人物が、「平和運動」を行って、「軍事力の停止を訴える運動」を世界規模で起こされることです。さらにその上に彼らには、まだ恐れることがあります。


それは「神」の存在の証明につながり兼ねない、あらゆる理論と情報の誕生です


 彼らが神を信じて恐れているわけではありません。人々が「神」を自分たちや社会構造の倫理観に置いてみたり、その存在を信じたりすることを恐れています。そうなれば、おのずと人々の目指す理念は「戦争のない平等な世界観」となり、シークレット・ガバメントが目指す、経済と富みの独占機構、並びに強大な軍事力を背景とする世界的軍事機構と警察国家的支配体制の樹立にとって、脅威になりかねない事態を内在しています。それと同じ事は、既に2000年ほど前のエルサレムで起きています。

 「神の存在」と「博愛主義」を唱えるキリストの存在が、宗教的支配者側の自分たちの存在を危うくすると恐れたサンヒドリン議会が、巧みな罠を仕掛けてイエスを十字架上で殺そうと企てています。このサンヒドリンもシークレット・ガバメントも同じような立場にあり、特に聖書の真実性や実証につながる全ての証拠や理論は、小さな物なら無視できても、巨大な理論体系と物証を伴なってあらゆる世相に渡って大きな影響を与える場合は、徹底的な排除、又は壊滅させる必要が生じてきます。

 「衝突する宇宙」の著者であるベリコフスキーの場合は、まさにこのケースに該当しており、たとえ彼自身が無神論者であろうと、理論体系自体に危険性が内在している場合は、同じ処置が取られることになります。初めは、アカデミズム側を倒壊の恐怖でそそのかして、学術的に認めなければ最終的に封じ込めが成功しますが、それ以後発見された多くの物的証拠が、「ベリコフスキー理論」を復活させてしまっています。
 そのため、封じ込めの象徴的存在だったアインシュタインが、急にベリコフスキーの後盾となり、彼の説を実証する確約をしてしまったために、最後の手段である「暗殺」を速やかに実行する方法しかなくなりました。ベリコフスキーを消し去っても、理論が残る以上は何の効果もありませんが、世界的影響力をもつアインシュタインの存在を消せば、原爆反対の急先鋒になりつつある矢先だけに、一石二鳥のメリットが期待されてしまいます。同じユダヤ人のアインシュタインが死亡すれば、ベリコフスキー理論を実証へと駆り立てる者などほとんどいなくなります。

 NSA(国家安全保障局)の暗殺手段は様々にありますが、薬物の殺傷技術の研究においては、その当時から世界のトップの地位にありました。アインシュタインの死亡原因は、心臓動脈にできた大動脈瘤の破裂でしたが、いくつかの大きな謎が残されています。アインシュタインがベリコフスキーに全面的な協力を約束したのが4月9日で、急に心臓の辺りに激しい痛みを感じたのが4月13日、プリンストン病院に担ぎ込まれたのが4月15日、そして死亡したのが、4月18日となっています。それも、家族や友人の誰もいなくなった深夜に、


ただ1人しかいない状態で死亡しています。


 正確には1人の看護婦はいましたが、何故か医者はいませんでした。

 現在、心臓に大動脈瘤などの時限爆弾をもった患者を殺す薬は無数に存在すると言われています。CIAの開発した暗殺薬で一番傑作なのは、「ハンド」という暗号名で呼ばれている代物で、相手と握手をした手の平から薬を染み込ませて、心臓にダメージを与える薬物です。心臓に鋭い痛みを感じたアインシュタインはそのまま病院に運ばれましたが、入院5日目になるとなぜか病院側は、心配して集まった家族や知人たちを家に帰しています。それはアインシュタインが安心できる状態に持ち直したのが理由ですが、その直後に死亡しています。彼の死に病院側は関与しておらず、病院はX線検査や心電図検査などの結果から見て大丈夫と判断できたので、家族や親類などを家に帰しました。何かの医療ミスなどではなく、医師側の判断は正しかったということです。


アインシュタインの暗殺に使われたのは薬物ではなく、注射器で空気を注入された結果の「心臓麻痺」と言われています。


 家族などが帰った後に、誰かが病院に侵入して暗殺されたという見方が有力です。
 彼の心臓は大動脈瘤のため、いつ心臓が停止してもおかしくはない状態ではあったので、それほど疑いを持たれる心配もなかったわけです。この方法なら解剖しても何の証拠も残らず、薬物反応も残りません。病院側の予測とは違うアインシュタインの死には、不可解な事が多すぎるというのが真相です。

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