大阪天才お笑い師匠
けんじは日本一周前大阪に住んでいた。
仕事は水商売で、社長や金持ち連中が通う 高級クラブ。
20歳で30万の給料はかなりいい方だと思うが、 人間関係がイヤで
とにかく辞めたかった。 でも上司の口はうまく、
何度も何度も丸め込まれ そしてなによりも オレがここから抜け出すことが
恐くて恐くて・・ビビリまくってた。
オレにはもうこの世界しかないんかなぁ・・
そこにあの人が現れた!!
その時 同じ店の上司、
全国ではまだそんなに知られていないかもしれないが、
大阪の人なら知っている人も多いだろう・ なんとあの・・
漆原 隼人 ( うるしはら はやと ) さん (今二十六歳) だ!!
「けんじ!お前はええヤツやから人の言うことを聞きすぎる、
でも自分自身がホンマにどうしたいかが大事やろ?」
隼人師匠はもうすでに違う店へ移ることを決めていて、もし一緒に来るんやったら
連れてってくれるという。
オレは決心して 店で一番権力を持っていた
こわーいタラコ唇の ブサイク副社長に本当に辞めることを伝えると・・
「消えろ!」
顔も合わせず
たったの一言で
オレはその日に切られた・・・
「この店にお前が必要や!」 全部ウソやった。
キライやったけど楽しくメシを食ってしゃべったこともあった。
オレはもうくやしくて 泣きながらバイクをぶっとばし
いつかタラコを見返すと心に誓ったことは一生忘れられん。
師匠がおらんかったらまだ今もあの店におったやろう。 そして・・・
師匠のもとをはなれて 約一年・・・
いろんな経験をして成長したと思っていたが・・・
甘かった。
M1グランプリで上位を競ったこともあるとゆう 隼人師匠の話は
めちゃくちゃおもろく、
そして深かった。 とにかく夢を持ってるヤツが大好きで、
最高級の焼肉を食わしてもらいながら語った語った・・・
3年後にはお客さん ( 社長連中 ) の人脈を使い 会社を興すらしい。
「これからはお前のまわりからも野心を持つヤツが減っていくやろう・・・
だからこそ夢を追いかける友達は大事にせぇよ!」
昔からのお決まりで シメはもちろんカラオケ!
ビール片手に6時間、曲はミスチルのみ! 男二人でバカみたいに歌いまくった。
最近師匠は離婚した。
最後に
「けんじ!好きな女と 好きなミュージックには金を惜しむなよ!」
( 妻と子供に逃げられてもこの言葉、ハンパねぇ・・ )
まだまだ師匠から学ぶことは多いっす、
また帰ります!