37 暴走族の腹の中
北海道のある海岸沿い シャレにならない寒さの中、車がエンストこいた!
凍死しないこと ただそれだけを祈り、今日 パッチ はここで寝ることにした。
山と海に囲まれている、車もめったに通らない道路。
目をつむっているような真っ暗で、風の音さえ聞こえない静けさの中
オレ等は少しでも温まろうと、ローソクに火をつけた
その時、
ヤツがやって来やがった‥
「 今から○○まで行きませんか? 」
この旅始まって初めて‥ イヤ 生まれて初めてオレ等がヒッチハイクされた
時間は深夜12時、外は極寒のはずなのに その変わった2人組はなんと‥
チャリに乗っていた! ( イカれてる!! )
「エンストしたんで送るのは無理っすけど、よかったら
中で一杯のみません?」 パッチ
「いーの?」2人
4人で語りムードにはいる。
2人の名は、ひろきとゆうやで、なんとまだ15歳。
学校には行ってなくて暴走族をしている。警察にも
何度もお世話になっていて、ケンカにあけくれる毎日、
「この前もムカついた先輩ボコボコにしてやってさ!」という
は!!!
「もしかしてそのチャリは??」 パッチ
「あーこれ、今かっぱらってきた!」 ヤンキーゆうや
ノォーーー やはり‥
そして夢を語り合った。。マジえぇヤツらやんか!
やってる事は全然違うかもしれないがオレ等とよく似ている。
2人は今何をやっていいかわからず、ケンカ、暴走してる。
オレ等も今のしょーもない世の中に疑問をいだきながら
日本一周という暴走をしてるのかもしれん。
ヤンキーひろきとゆうやをなんとか目的地に行かせてやりたいと思い、
4人でヒッチハイクする事に決定! あいかわらず車がななか通らない
寒い暗闇の中、一台のトラックがとまる‥
「 おっさん○○まで行く!?」 ヤンキーひろき
「(バカ!もっと言い方あるやろ!)」 パッチ
「 無理無理!!‥ 」 ブチ切れのトラック運ちゃん
すると‥
ドカッ!
ひろきが 「ウぜぇ!」 といい、トラックを蹴飛ばした。
「 ガーん・・・ 」
そのあと、なんとか1台つかまえ 2人とお別れした。
オレ達は一応先輩として2人に教えられる事が何もなかった‥
「 ・・・ 」
そして朝、変な音で目が覚める!‥
「ドンドンドン」 (車の窓を叩く音)
「けんじさぁーん! ゆーすけさぁーん!!
おはよォっす!」
なんとビックリ!!昨日のお礼をいうため
わざわざ30キロもの距離を会いにきてくれたのだ。
えらそうに教えようとする必要なんてない、それはオレ等も嫌いな事だったはず‥
まずその人を理解してあげることが
大事なのかもしれないなぁ とすごい勉強になった!
先生に変な気を使ったり 上司にイヤイヤ付き合ったり
少ない給料にしがみついてビビッてるしょーもないやつ(ちょっと前のオレ等)
より、誰の言う事も聞かないかもしれないが、自分に正直に生き
仲間を大事にする。そんなヤツ等が大好きだぞコノヤロー!!!
ひろきぃー! ゆうやぁー!
見てるかーー!!??
お前らに出会えてマジよかったとおもってる!!
その行動力とずぶとさがあれば
たいがいのことは出来るやろう! お互い夢かなえよーぜ!!
そして、また飲もう! メールするわ、バイバイ♪