↑の記事で書き切れていなかったお話がまさに「金縛り」の事になるので、ちょうど良い機会なので書いてみます。
まさに金縛り、と書きましたが、私自身はその時の事をいまだに金縛りだったとは思えないというのが本音なのですが😅
だって体動いてたし
なので、今回ブログネタに合っているかどうかはちょっと微妙ではあります…💦
なんで金縛りという括りにしているのかは、お話の中で書いていきたいと思います。
今回も怖いお話が始まるので、苦手だなぁという方はスルーを推奨します😅
私が体験してきた中で一番怖いと感じた出来事です。
多分20代前半くらいの事だったと思うのですが、私は実家に帰省していました。
朝方、自室のベッドで寝ていた時
物音が聞こえて目覚めました。
その物音というのは、例えるなら、
畳の上を濡れた裸足で歩くような、
「ベチャッ………ベチャッ…………」という感じの音でした。
私の実家はちょっと変わった造りをしていて、私の部屋の隣は母の部屋なんですが、
その母の部屋を通らないと廊下に出られないような構造になっています。
そのベチャベチャ言う足音は、明らかに、母の部屋の方から聞こえてきています。
その音はどんどんどんどん近づいてきて、母の部屋から私の部屋の中まで入ってきて、
ついに私が寝ているベッドの隣で止まりました
私は恐ろしすぎて足音の正体を確認できずにいたのですが、薄目を開けてチラッと隣を見てみると、
真っ黒な人影が私をのぞき込んでいるのが見えました
ちなみに私は部屋を真っ暗にして寝るのが好きじゃなくて、豆電球をつけた状態にしています。
なので、その黒い人影はくっきりと見えていました。
出たああああああああああああ!!!!!!!
と思い、恐怖のあまり私はその影に背を向けるような感じで横を向き、布団を頭からかぶって震えていました。
そうしたら、何故かはわかりませんが、その影が私の背中を布団越しにつつき始めましたw
いや実際につついていたのかはわからないのですが、何か細長いようなもので(感覚的には指先のような気がしました)背中を何度もグイグイと触れられているような、鈍い刺激が伝わってきました。
恐ろしくて恐ろしくて声も出ず、私はひたすらにその刺激を耐えながら、布団をかぶってずっと震えていました。
そうして、いつのまにかその影もいなくなり、私も寝落ちしてしまったようで、次に目覚めた時にはもう明るくなっていました。
朝、真っ先に父にその朝方の出来事を話しました。
冒頭の記事参照ですが、私の父も若い頃から霊体験を何度もしていたので、こういう話には理解がある人です。
それは金縛りじゃないか
というのが父の意見でした。
私はこの時も、もう何年もたった今でさえも、この時の事が金縛りだったとはちょっと思えないのですが、経験豊富(!?)な父が言うには金縛りの一種だという事なのだそうです…
体動いてたんだけどなwww
母は、夜中にそんな物音は聞いていないと言います。
寝ていて気づかなかったのか、母には見えない何かだったのかは謎ですが…
黒い影が部屋に入ってきた事それ自体に関しては、
私の実家は、実は目の前に大きな病院があります。
もう本当に、道路を挟んですぐお向かい、家の目の前がちょうど救急入口だったりします
救急車のピーポーで夜中に目覚める、なんて事は日常茶飯事
ストレッチャーに乗っている患者さんの顔もはっきり見えるくらいの距離です。
きっと向かいの病院で亡くなった方がいて、この家に迷いこんできてしまったのかもしれない、と父は言っていました。
実際、私の部屋は病院側に面しています。
そしてこの時は気にしていなかったのですが、私の部屋は、四方向にポスターが貼ってあります。
これは、霊道を形成してしまう行為と言われている、という話もあるそうで。
それが事実なのかどうか私にはわかりませんが、もし原因のひとつとしてあるというのなら話はちょっと納得ができます。
そんな事全く知らずにポスターを貼ってしまっていたので…
実は、私はこの後にも実家の自室で似たような体験をしています。
その時は、部屋に入ってきたのではなく「覗かれた」だけなのですが。
あまり詳細に書くと長くなってしまうので省略しますが、この時も朝方に寝ていたら部屋のドアを開けて「誰か」が私を覗いていました。
家族に話すと、その日から私の部屋にはお塩が置かれる事に。
(それも良くないって話もあるみたいではありますが…😅)
それからは一応、部屋でおかしな現象が起こる事はなくなりました。
こんな感じで、私は若い頃にいくつかの不思議な体験をしています。
これだけ色々してて、幽霊を信じるなと言われる方が難しいというか…😅
確かに未体験の方からは理解は得られないかもしれない事もわかりますが…
不思議と、20代半ば以降はそういった経験をする事はなくなりました。
時々何かおかしいなと思う事はあるんですが、こういうあからさまな体験は今ではもう一切ありません。
もうこのまま、人生が終わるまで何事もない事を祈っています😅