季節が終わってしまいました…
自分の仕事の都合・また飛行船のフライトスケジュールからして
もう会える機会がないだろうと思い、
7/3、私はなんと深夜0:45に起きて
大樹町多目的航空公園まで行ってきました!
どうしても最後にすぬさんの離陸を見ておきたくて。
丑三つ時の高速道路。
こんな時間に高速に乗るのなんて勿論人生で初。
(長距離移動でも基本高速使わない人なので…^^;)
方向的に朝陽に向かって進んでいるような形だったので、
だんだんと明るくなってくる空がとてもキレイでした^^
出発から5時間近くかけて、航空公園に到着
(高速道路が一部夜間工事の為通行止めで、こんなにかかってしまった)
早朝5時半過ぎ。
大樹町は濃霧が発生していて、
下手したら今日飛べないんじゃないか?と心配してました…

写真の右奥に飛行船が停まっているんですが、
霧が濃すぎてなんにも見えません><
おまけに足場は濡れてベチャベチャ。
そこらじゅうに蜘蛛の巣もあるし…
靴が水浸しになってしまいそうだったので、
すぐに敷地から出ました^^;
私はいつも航空公園では芝生に座ってゆったりと離陸を見るんですが
それが出来なさそうだったので、
この日は少し離れた農道?の方から見る事に。
6時半頃になり霧がウソのように晴れました。


クルーの方々が到着。
飛行船は無事に8時20分頃に離陸しました

離陸した飛行船は旋回してまっすぐに私の方に向かって来たので
手を振ってお見送りしました^^
そしてマストの撤収が開始。
予定通り銭函に移動するようなので、私も
飛行船を眺めつつ、移動開始^^
航空公園から市街に抜ける道を走っていた時に
飛行船が私の真横を通過していきました。
飛行船とすれ違うなんて経験も初でした(笑)
ほぼ、トンボがえりですね^^;
大樹の滞在時間は3時間くらいでした。
本当はせっかく大好きな大樹町に来たのだから、もっとゆっくり
雄大な自然の中をドライブしたかった…
そう私はここ最近何度か来る間に、
本当にこの町が大好きになりました(*^▽^*)
海も山もあって、適度に街があって…
よくよく考えるとそれって、私の地元の特徴と似ている。
だから好きなのかもしれないな…と思いました^^
ここから銭函に戻って、今度は着陸を見届ける!
今年見るのが最後になるであろう着陸を。
私は朝の通行止めが解除になった忠類ICという所から
高速に乗って、また札幌方面へと走り出しました。
道東道という高速道路を走っていたのですが、
飛行船はどうやら、太平洋側の海岸線沿いを飛んで行っていたらしく
移動中は飛行船には会いませんでした。
また数時間かけて、札幌のお隣
小樽市銭函のいつもの係留地へと到着。
この時、時刻は13時半過ぎくらい。
起きてから既に半日以上経ってて、
ぶっ続けで運転していた私はもう眠くて眠くて…(;´ρ`)
飛行船もまだこちらに到着していないようなので
昨年の耐空検査後の係留地だった場所の向かいにある
青葉公園という所に車を停めて仮眠をとりました。
寝ていると、ブーーーーンと聞こえてきて飛び起きる
飛行船が随分と低い所を飛んでいました
飛行船の浮かんでいる場所の下まで
慌てて車を走らせました
クルーもすでに到着していて、マストも立ってる
かなり風が強いらしくて、飛行船はホバリングしてるんだけど
すごく風にあおられていて波打ってる…
乗ってたら絶対酔いそうって思った^^;



ジタバタと暴れまわる飛行船をつかまえるのはすごく大変そうでした
マストに係留するのにかなり苦戦していた…
クルーの皆さんはスゴイですね!!

無事に到着ですね。
これで私が今年見る離着陸は全て終了。
ここには一泊するだけで、翌日には道南に移動するとの事でしたので…
一旦私はこの後帰宅したんですが、夜にももう一度係留地に来ました。
夜の飛行船も最後にもう一度見ておこうと思って…

この時飛行船を見に来ている人何人かいて、
飛行船のそばでクルーの方と大きな声で楽しそうにお話されていて、
写真をたくさん撮られていました^^
私はゆっくりと車内からすぬ鑑賞。
これでもう最後になるんだなと思うと、今年飛行船を見に行った時間が
たくさん思い出されてきて、涙が出てきてしまいました。
真っ暗闇に停めた車の中で、顔を覆って一人で号泣する女…
客観的に考えるとちょっとホラーチックですね^^;
このブログにも書いてきたけど、本当に今年は
飛行船との楽しい思い出がたくさんありました。
今までにないくらい、飛行船を見に行ったし
色んな人に会えたし、クルーの方と触れ合ったし、
フライングエースとかペーパークラフトとかもらったり。
今までなら飛行船を見に行ったとしても、
クルーの目に入る位置に私が進んでいかないから、
触れ合いも、グッズをもらうなんてこともありませんでした。
たぶんこれからも私の飛行船鑑賞はそんな感じで
ひっそりやっていくとは思うけど、
今年過ごさせてもらった時間は本当に貴重で特別だったと感じています。
この翌日には、道南へ移動
そして本州へと南下していってしまう
私は、翌日は仕事があって動けない
なので、私が飛行船を見れるのはこの時が本当に最後。
心の中ですぬにお別れを告げて、
グズグズ涙ぐみながら帰ってきました^^;
バカだねホントに…(*´ `*)
ところがどっこいしょ
続きはまた次の記事に書きます^^