大阪市立美術館で開催されている

『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』に行ってきた。

 

 

すんなりと入館できたものの、

平日なのに館内は人・人・人。

絵画の前まで辿り着くには都度しばし待ち。

入って出てくるまで2時間ほどかかったかな。

 

先日、NHKでやっていたゴッホの特番の一部が

生涯を順に追う形で絵画の合間・合間に流されている。

その場所に人だかりが出来てしまうのは難点だけど、

映像はとても良かった。

 

この展覧会の“家族がつないだ”というテーマ。

 

ゴッホの絵画にはいつも圧倒させられるけど、

彼を経済的にも精神的にも支え続けた

弟・テオの兄への想いにも圧倒させられる。

 

生前に売れた絵画は1枚か数枚なのに、

兄の才能を信じ続けていられたこと、

気難しい性格でアルコール依存症の兄を見放さなかったこと、

自分の息子に兄と同じ“フィンセント”と名付けたこと…。

 

兄弟の死後、テオの妻ヨーと息子のフィンセントの尽力によって

ゴッホは世界的に認められる画家になった。

 

けれど…

現在、これほど絶大な人気を得られたのなら…

ゴッホとテオの生前に

この評価が少しでも与えられていたら良かったのにと思うと

本当に残念で切なくてならない。

 

兄弟の絆、死後の名声…そんなことを考えていると

絵を観ていても映像を観ていても

いちいち泣けてきた今日のマイモでした。

 

 

さて次は!

ついに!

『夜のカフェテラス』がくーるーーー!

教科書にも載っていたゴッホの代表作の1つが9月から神戸に!

 

どんな筆致で描かれているのか実物を観るのが楽しみ。

更にものっっっすごい来場者数であろうと戦々恐々としつつ。

すでに前売りチケットを購入して

開催を心待ちにしているのであります。