体験レッスンを受けた翌週に、

今の先生の通常レッスンがあった。

新しい先生について、

「わかりやすく教えてくれるけど、レッスンの度に緊張しそう」

という話をすると、うんうん相性がありますもんね、との反応で、

「それなら○○先生を紹介しましょうか?」との提案。

 

先月、先生と一緒にランチコンサートで演奏していたので、

見たことはある。柔らかい印象の人だった。

「お願いします!」と飛び付いて、

ああ話は良い方向に進んでいきそうだな一安心…

と思った数時間後、LINEで連絡が入る。

「土曜日のレッスンは定員がいっぱいだそうです」

がーん😱

振り出しに戻る。

 

さてどうしよう。

音楽教室の他の先生の体験レッスンを受けるべきか。

でも「もっと厳しい先生もいる」らしく…その人に当たったら…。

あれこれ考えていたら、

もうピアノ習うのやめよっかな…という気になってきた。

 

まだ弾きたい曲はあるといえばあるけれど…。

 

私の究極の憧れの曲は、ベートーヴェンの『月光ソナタ第3楽章』。

子供の頃のピアノの先生の息子さんが発表会で弾いた曲。

リハーサルで初めて聞いた時、あまりの衝撃と感動で、

全く練習をしないクラシックに興味のない子供の私が

惹き込まれて聴き入っていた。

隣にいた姉も、全く同じ気持ちで聴いていたらしい。

 

しかし私のボヘ~ッとした練習量で弾けるようになる曲ではない。

いや自分には無理だと習い始める前からわかっていたので、

弾くつもりはなかった。

ただあれ以上に惹き付けられる曲に出会えないので、

何が何でも弾きたい!という絶対的な目標にする曲がないのだ。

 

最近は映画音楽とかも弾いてみたいなぁという気持ちもあり、

クラシックは独学では無理そうだけど、

それなら趣味で弾く程度、出来るんじゃないか?と思ったりして。

 

でも今の音楽教室を辞めたら

本物のピアノからは遠ざかるよなぁと思ったりもして。

 

引き続き絶賛悩み中。