この週末を迎えるのはとても憂鬱だった。

その原因の1つは前日の眼科。

そしてもう1つは本日の「大人のピアノ弾き合い会」。

自分で参加すると言ったクセに、いざとなると…ね。

 

曲はベートーヴェンの『悲愴』第2楽章。

決めてからも、先生に

「幻想即興曲を弾いたらいいのに…」と言われたけれど。

 

幻想即興曲はね。

暴走すると壁に激突してクラッシュするミスをするから。

悲愴ならスローテンポだし短いので、そこまでひどいミスはしない。

小心者マイモの辞書に挑戦という言葉はない😐

安全運転でいきます。

 

途中経過で8名の参加と聞いていたけど、

いざ一覧をもらうと14名の参加😮

け、けっこう多いっすね…。

 

音楽教室が保有するスタジオにて開催。

行くのは初めて。

入ってみると、パイプ椅子がぎっしり30脚ほど並べられている。

あれ?多すぎじゃね?😶

 

数名の人々は遠慮がちに後ろの方に座っていた。

さてどうしよう…と考えつつ、

1番前の列は誰もいなかったので、演奏者の前の席を陣取る。

座った時には深く考えていなかったが、

ここに座っていれば、自分が演奏する時には目の前に誰もいない!

と気付き、フフフとほくそ笑む。

(※すぐ隣・すぐ後ろにも席があります)

 

1人3分のリハーサル時間。

まだ数名ほどしかいないのに、すでに心臓バクバクのド緊張。

 

そう、私はものっすごいあがり症である。

職場の朝礼で連絡事項を言わなきゃいけない時も

心臓バクバク・手足はガクガク震える。

パートさんは毎日出勤しないので、

同じことを数回言わなきゃいけないけど、

2回目・3回目ももれなく同じくらい緊張する。

 

初めましてのピアノ、弾き心地は良い感じ。

一部だけ演奏してリハ終了。

 

ぼちぼちと人が集まり始める。

ご家族と共に来られる方もいて、

「あれ?演奏者だけの集まりじゃないのか?」と気付く。

音楽教室のオーナーとそのご家族らしき人もやって来る。

だからこの椅子の数なのか…。

って生徒だけの内輪の会じゃなかったのか!!😱

なんとなく騙された感がする…(誰も騙してへん)。

 

そして本番。

レベルは初心者から上級者まで幅広い。

私の出番は中盤。

 

序盤はジブリやディズニーの曲が続き、

私はクラシック以外の曲を弾いたことがないので

こういうのもいいなぁと思う。

 

最初の休憩を挟み、次は自分の出番があるブロック。

ショパンのノクターンやワルツ等、

弾いたことのある曲も出てくる。

うん。今ではぜんっぜん弾けないぞ😓

上達するのは時間がかかるのに、弾けなくなるのはあっという間😭

 

さぁ、いよいよ出番だ。

マスクマン・マイモ登場。

…演奏者でマスクをしているのは私だけでした。

そりゃそうか🙄

でも顔出しNGなんですもの。不細工なものは隠さなきゃ。

 

ちゃんと鍵盤を叩けるのかと思うくらい指が震える。

練習で言われたように、

主旋律に意識を向けることを心掛け、

悔いの残る部分はあれど、大きなミスをすることなく終了。

あー…良かった…。

 

演奏直後はしばし放心状態だったものの、

残る時間は他の人の演奏を楽しむのみ。

だんだん曲のレベルが上がっていき、

舞台上ではなく同じ高さ・目の前で

上級者の演奏を見るのは迫力がある。

 

ラストは先生の演奏で終了。

その後はちょっとしたクイズコーナー。

以前、先生のコンサートを聴きに行った時と同じく、

簡単すぎる問題と難しすぎる問題の落差の激しさに笑ってしまうクイズ。

 

そして解散。

他人の前で弾くのは1度だけ出た発表会以来、5年ぶり。

貴重な経験でした。

次があれば?

………………ううむわからぬ。

 

この土日は心の消耗が激しくて疲れたなぁ。

もう1日…休みたい…。