読解力のないマイモのあくまで超個人的な感想です。

ネタバレあり。

 

 

 

『お探し物は図書室まで』青山美智子著

 

初めて読む作家さん。

本屋大賞2位ということで前から気になっていた。

 

1章を読んだ時点では、薄い話だな…という感想。

が、読み進めていくと、ホロッとする話もあり、

最後は温かい気持ちになれる。

 

でも…少し物足りない。

登場人物がいい人揃いだから?

ハッピーエンドが好きだし、

あまりにもドロドロした話は好きではないけど。

綺麗にまとまりすぎててメルヘンな感じ。

 

この本を好きな人は、

強烈な個性の司書、小町さんに魅力を感じるのだろう。

私は…うん、面白いと思うけど…

他の本に出てくる請負人的な登場人物とキャラがかぶってしまい…

あまりハマらなかったかな😓

 

ただやっぱり読後感は良いので、

気分が凹んでいる時にいい本。

 

 

 

『ジェイソン流お金の増やし方』厚切りジェイソン著

 

オーディブルではこういう系統や自己啓発本も聴きます。

眠れない時に聴いて眠気を誘う🥱

 

ジェイソンさんのキャラクターが思い浮かぶ

わかりやすい内容ではあったけど。

 

節約術は…真似出来る気がしない。

投資術は…米国株集中…そんな度胸はない。

 

少しばかり投資している素人マイモは

山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著

『ほったらかし投資術』に基づいてやっているので

それで継続でいいかという感じ。

 

でも…FIRE…いいないいないいなー。

経済的自立、早期リタイア…憧れですな🤩

絶対無理だけんど。そもそも元手があらへん🙄

 

 

 

『鍵のない夢を見る』辻村深月著

 

“辻村深月の本を刊行順に読む”を

超スローペースで…間に他の本も読んでるし…試みていますが。

直木賞受賞作品ということで期待していたけれど。

 

後味悪…。

 

5編の短編集だけど、どれも読後感がよろしくなかった。

わたしたちの心にさしこむ影と、ひと筋の希望の光を描く傑作”とな。

そうね、人の嫌な部分の描き方は、

いつもながら緻密で、緻密すぎて突き刺さる。

でも、ひと筋の希望?そんなのあったっけ?🤔

 

辻村さんは、この作品を読んだ読者に

どんな気持ちになって欲しかったのだろう?

私は嫌な気持ちでモヤモヤ。
 
大好きな作品もあるから全作品読んでみようと思ったけど、
こういうのもチラホラあってけっこうキツイ…😶