読書は好きだけど、読解力のないマイモ。

感想文を書くとアホなのがバレるけど、

以前、読んだことのある本を買っちまったことがあったので、

アホアホな自分のための備忘録😄

 

私の読書は電子書籍かオーディブル。

紙の本が1番だと思ってるけど、残念ながら置き場所がないゆえ。

 

ネタバレありあり。

 

 

『麦本三歩の好きなもの』住野よる著

 

表紙とあらすじから想像した“麦本三歩”のキャラクターと、

最初しばらくはまぁ一致しているかと思ったけど、

読み進めているうちに…いやだいぶ癖強め…と思い。

 

この本の中に出てくる“優しい先輩”や“怖い先輩”のように

三歩のキャラを受け入れられる人には面白かろう。

私は“おかしな先輩”のように、ひいた方。

 

ほんわかしている話かと思いきや

人間の暗部を突いてるところもあり。

面白かったけど、第二集は読まないな。

 

 

『ぎょらん』町田そのこ著

 

私のイチオシ作家さん。

昔、図書館で借りて読んだことがあるけど、

文庫版が出たので、電子書籍を買いました。

 

面白かった記憶はあるのに、詳細を全く覚えていないマイモ。

記憶力がないおかげで、新鮮な気持ちで楽しめます😀

 

2度目もやっぱり一気読みしたけれど。

その時の気分によるのかな。今回は特に重く感じたわ。

「あたたかな涙が止まらない」と本の帯にあるけれど、

ただ単に人の死が悲しくて泣けた…。

 

女手1つで兄妹を育てたお母さんが病気で亡くなる話とか。

姉がコロナで急逝する話とか。

読後すぐ、姉がコロナに罹ったものだから、

最悪のタイミングで読んじまったと思った…。

 

コロナの話の方は、文庫版の書下ろしだから初めて読んだけど、

コロナで最後のお別れさえ出来なかった人達が

現実にもたくさんいたのだ思うと、

悲しみがリアルすぎて胸が痛く、読むのが辛すぎた…。

 

 

『香君』上橋菜穂子著

 

上橋さんの本は『精霊の守り人』シリーズが好きで、

大体読んではいるけれど。

 

『獣の奏者』は…まぁ面白かったけど、

続編を読んで「なんで続編を書いたんだぁぁぁぁぁ😭」

と思った。もう2度目は読めない。

 

『鹿の王』は…おじさんが主人公で…小さい女の子を拾って…

とても賢い医者がいて…謎の病がどーたらこーたら…

そんな感じで肝心のストーリーは私の中に何も残っていない。

でもでも!本屋大賞を受賞したし、映画化にもなったし、

世間的な評価は高い本ですよ。

 

で、『香君』はオーディブルで聴いた。

 

ナレーションが素晴らしかったので良かった。

ナレーションで断念した本も聴くのが辛かった本もあるから。

 

全体的に面白かったと思う。

 

しかし題材がねぇ。

米と虫。

敵は虫。

あ、いやいやそんな単純な話ではないんだけど。

米の肥料の話やら虫の生態の話やらが続くところは、

ふぅ…となったり。

虫の大群とかもう…虫嫌いのマイモには…ぞわぞわ。

 

架空の植物や虫の名前をオーディブルで聴くと…

オアレ稲⇒最初“追われ稲”かと思った

オオヨマ⇒最後までオーヤマと思ってた

あ、いやいやナレーションのせいではなくて、

私の耳と理解力が変なだけです😅