現在、練習しているピアノ曲は、
シューベルトの『即興曲変ホ長調Op.90-2』。
楽譜10頁を広げて譜面台に置けないので
弾いてる途中で頁をめくらなければいけない。
すると演奏が止まる。いちいち止まる![]()
止まらず弾くには、暗譜するしかないのだけど…。
大人になってからのレッスンで、暗譜をしたことがない。
27年ぶりにピアノを習い始めた1年目、
楽譜も読めなくなっていたのに、無謀にも発表会に出た。
弾いたのはショパンの『夜想曲第2番変ホ長調op.9-2』。
3頁だったけど、暗譜せず楽譜を見て弾いた。
高校生の時、この日でピアノをやめるという最後の発表会。
子供の頃は暗譜を強制されていたので、楽譜なしだった。
演奏中、ある箇所でドツボにはまってしまい、
頭の中の楽譜が飛んで演奏が止まり、何度か弾き直した。
先生に申し訳なくて、今でも忘れられない出来事。
だから発表会は楽譜必須。
ピアノを習い始めた2年目は、コロナ禍1年目で発表会中止。
3年目は、ドビュッシーの『アラベスク第1番』。
6頁の楽譜は、自力で1度、譜めくりをすれば最後まで弾けた。
結局、仕事の都合で発表会には出られなかったのだけど…。
8ヶ月も練習したのに発表会に出られなくなり、ガックリしたのと。
先生の前でさえ練習通りに弾けないことに不安を抱いていたので、
正直、少しばかりホッとした気持ちとあって。
4年目の現在。もう発表会に出るつもりはない。
だから今後、暗譜が必要になることはない。
でーもーなー。
せっかく弾くんだったら止まらず弾ききりたいよなー。
同じ旋律の繰り返しがあるから、実質7頁弱の暗譜かぁ…。
でっきるっかなでっきるっかな![]()
どうでもいいけど。
子供の頃のピアノの先生は、
次回は楽譜を覚えてくるようにという時、“アンプ”と書いていた。
私はこれをずっとなんとなく、外国語だと思っていた。
アンプ=暗譜だと気付いたのは、ピアノをやめてからだった気がする…![]()