ご心配おかけしておりました・・・が、現在は意識回復しました。

危篤状態からの様子を少し書いてみます。

 

9月、最後の週の初めに高熱が出ました。その時点ではまだ施設内での対処で。

おそらく尿路感染症だろうとの事で抗生物質投与との事ですが、お薬の取り寄せに1日かかってた!病院じゃないから仕方ないけどとっさの処置ができないんだなあ・・・。

 

週半ば、肩で息をするような苦しそうな呼吸に。熱も下がらず施設側は病院に行くレベルとの判断で救急車を呼び救急搬送されました。

病院に搬送時は、呼吸は苦しそうでも意識はあり、表情でシンドイという訴えをするような悲しげな表情をしていたそうです。

入院翌日、ショック状態をおこしたらしく我々家族に危ないから病院に来るようにとの連絡が入りました。それが前回の記事の時です。

血圧も70台 spO2も70台 

敗血症性ショックの原因は、腎臓から膀胱に繋がる管が1.5センチ位の結石で塞がれていると。なので腎臓から尿が出てゆかず敗血症になった可能性。手術でこの管を通したまった菌を排出させ原因を取り除くというお話でした。

 

・・・が、結石があまりに量が多く、手術は途中で断念という結果に。

その時点で、片肺に水がたまって肺を押しつぶしている状態。また、肺炎も起こしている様子。そして心不全を起こしており、心臓と肺と腎臓が重症ですという診断。

血圧を上げるお薬で、なんとか正常値まで回復しましたが心拍数が、ジョギング状態の140~150がずっと続いてました。アラームなりっぱなし。

心臓のポンプ機能が弱くなってて、回数で補おうと必死だったんでしょうね。でもこれが続くと心臓が疲れ切ってしまう・・・。

spO2は85~90位。。こちらもアラームが鳴ってます。

バイパップ装着していますが、かなり早いペースで肩で息してる感じ。

もうね。一同覚悟しましたよ。

 

でもね、奇跡が起きたんですよ(笑)

 

なんとか命があるうちにずっと顔を見せに来ない兄貴2人に会いにこさせようと。

自宅に伺っても会えなかったから、2人のおうちに置手紙しました。

そしたら、次男さんすぐに来てくれました(涙

1年4か月ぶりかな?ALSの診断が下りたころに来たっきりだったので、しゃべれないくらいでまだ自力でなんでも出来てた頃だから、次男さんもショックだったみたいです。

おそらく義母も、二人の息子に会うことは諦めていたと思います・・・。

 

意識が無い義母は・・・懐かしい声を聴いたんです。

意識を取り戻した時、目の前には会えないと思っていた息子(次男)が居てくれたんです。

そうなんです。

次男さんが来てくれた時から意識回復できたのです!

医者曰く、まだまだ状態は悪いとの事ですが、それから日々、モニターの数値は良くなっていき、心拍100 血圧120 spO2 97% とかなり良いところまで回復しています。

 

更に次男さんは、仲の良くない長男さんのおうちに何度も出向き、やっと接触できて説得してくれたみたいです!

本日、何年も会えなかった長男さんが義母に会いに行きます!

義母にとって、この長男さんが一番の心残りだったはずなので・・・・。本当に良かったと思います。

私はお仕事で行けませんが・・・実の親子。兄弟4人揃ってどんな会話するんでしょうかね・・・。