家族の病気の猛威がすごくてなかなか義母に会いに行けません・・・。
でも確実に、ALSは進行しており今は利き手である右手の機能を奪われてきております。
義母はもう喋れません。筆談にてすべての訴えをする義母にとってそれは意思疎通の手段を奪われるという事。
文字盤の指さしも、もう厳しい状態なのです。
解読が難しい筆談の文字。書くのも大変だから簡潔にしか文章を書けず、義母の状況を把握するのがかなり困難になってきました。
先日、お風呂の日にシャンプーをしなかった。お湯で濡らしただけという事を書いていました。
それを施設の方に伝えたところ、そんなはずはないと。
確かに髪の状態を見た感じ、シャンプーした後の風合いではなく、義母の言ってることは正しかったのでしょうけど、その結果になった経過が分かりません。
もしかしたら、ヘルパーさんが呼吸苦や体の不調を感じとり早々にお風呂を切り上げるという判断のためにシャンプーを行わなかったのかもしれない。
もしかしたら、義母がしゃべれないから、告げ口されることはないからと手抜きでお風呂を済ませたのかもしれない。
私は、前者だと思っておりますが義母の書き方をみると後者のようにも感じてしまいます。
割と大げさに、そして相手が悪いと取れるような書き方をするので真意がなかなかわかりません・・・。
・・・伝わらないことが増えて、ますます悲しい思いをしながら毎日を過ごしているのだろうと思うと、心が苦しくなります。
座位を保つことも困難になってきたらしく、ベッドからずり落ちて手が柵に挟まった状態を発見したと報告を受けました。
病気はどんどん進行して、どんどん義母を苦しめます。
意識ははっきりあるのに、動けず、伝えられず・・・・
この病気の一番恐ろしいところですよね・・・・・。