コタロウの幼稚園では 年長になると
10月の運動会のプログラムに
鼓笛隊と組体操があります
組体操に向けては 少しでも筋力を上げて
一つでも多くの型に参加できるように
年中さんの終わり頃から お家で
手押し車をやったりして
組体操に使いそうな筋肉を
意識したトレーニングをしたりしていました
そして鼓笛隊のほうは
幼稚園で
年中さんの終わり頃から
リズム教室という授業があって
専門の音楽の先生が来て
太鼓を叩いたりしながら
子供たちのリズム感などを確認して
年長の初めに担当楽器を割り振ります
大太鼓 小太鼓 トリオ太鼓 ピアノ シンバル
がそれぞれ 1楽器5~6人 選ばれた子供達で
そのほかの子供達はピアニカになります
因みに 年長の生徒は90人位居ます
コタロウはピアニカだろうと思っていたら
シンバルに選ばれていました
音楽の先生や 担任の先生
園長先生や 園長先生の奥様
皆で話し合い 決めて下さって
音楽の先生は 私に
「コタロウ君なら出来ると思って選びました
せっかく選ばれたのだから 出来るところまで
頑張ってみましょう」
と言って下さり
担任の先生も 発表の後
私の所に来て
「真夏の外での練習や シンバルの音など
心配はありましたが、お母さんが職員室で待機
していてくれるので コウちゃんが頑張れるのなら
やらせてあげたい...」と
「もし 外での練習中 無理かな?と思ったら
職員室からNGサインを出してくれれば 休憩させます」
「いつも楽しそうに練習していて リズム感もいいので
チャレンジさせてあげたい...」
とおっしゃってくれました
親以外の人間が、コタロウの成長を願って
ハイレベルな事にも
挑戦する機会を与えてくれようとしている事が
新鮮ですごく嬉しかったです
病気があっても普通の幼稚園に入園して
他の子供達と同じ様に出来ていたけど
どこか違っていたのは
こういう 「代表」 みたいな物に選ばれる事が
無かった事でした
でもそれは当然で、
本番当日 コタロウが
体調不良や、発作でお休みしたら
他のお友達に迷惑がかかっってしまうから
仕方の無いことで
出来る事でも 選ばれる事が無かったから
今回
担任の先生が色々な事を考慮したうえで
こんなレベルの高い課題に
挑戦する機会を与えてくれた事が
とても嬉しかったし
何より コタロウ本人が
担当楽器発表の時
自分の名前が呼ばれて
皆の前に出た事が嬉しかったようで
帰ってきてから とても誇らしそうに
私やパパに話してくれました
今回は
コタロウの頑張りが
とても重要な役割となって行く挑戦です
家族一丸となって
コタロウを支え、応援し
頑張りたいと思います
先生達のご厚意に
しっかり応えられるよう
コタロウに幼稚園の良い思い出が出来るよう
これから毎日 練習です。