66回目の記念日がはじまった。
私の故郷ヒロシマ。

実際のところ私は何も知らない。

平和学習は当たり前のようにあったので、この日を忘れてはいけないということだけは身にしみている。

中学のとき、理科の先生が泣きながら大虐殺が行われたこと、写真を見せてくれた。

原爆ドームも通学路だったし、平和公園も鳩の中を自転車でぶっちぎって行ってたっけ。

今思うと広島は路駐も少ない、緑あふれる街だ。

難しいことはわからないし、難しく考えることもしない。

ただ、はっきりわかるのはヒロシマで生まれ育った私の身にはいろんなものがうえこまれている、ってこと。

今日もサイレンが鳴る時は子供と共に黙祷をする。

これだけは毎年欠かさずしている。

故郷を離れると、よさがわかってくるね。


がんばれ、カープ!!