丸染めが出来上がりました | 徳島卸問屋 山善 哲代(てるよ)女将のぽっかぽかブログ

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着物の先生、てるよ女将山口哲代です。着付け講師、着物再生、着物の整理収納が得意な 呉服卸(株)山善の二代目女将です。
女将の日常や大好きな茶道や読書、日々の出来事を綴っていきます

徳島繊維卸 山善の着物の先生てるよ女将です。

暑い日が続いています。皆様お変わりございませんか?

外へ出るだけでクラっとする暑さです。
気をつけてお過ごしくださいね。

 

春にお預かりしていた色無地の丸染めができあがってきました。

 

とても深い紫に染めあがりました。

丸染めと言うのは、着物を解かずに仕立て上がったままで染める方法です。
お仕立て代が掛かりません。

 

ただし、胴裏まで同じ色に染まることになります。

八掛けも同色に染まるので、とても便利です。

 

従来は、着物を解いて、反物に戻してから、色を変えてそめ、再び仕立てる方法がとられていました。

しかし技術の進歩で、解かずそのままでオッケーになったのです。

 

今回は若いころに作られた、濃いピンクのお着物でした。

このままご希望の紫に染めるのは難しく(少し明るく染まってしまう)、一旦色を抜いてから染めることになりました。
色を抜くと紋も消えてしまうので、紫に染めあがってから、紋を入れ直しさせていただきました。

 

落ち着いた色目で、とてもよい仕上がりになりました。

ご依頼いただいたお客様は、これから着物を着る機会が増えそうなので、シックな色合いを希望されました。

帯合わせで、いろいろなパターンで着ていただけそうです。

 

濃い色だと、スレと言って、絹の毛羽が立つこともあるのですが、今回はそんなこともなくとてもきれいに染めあがりました。
濃い色に染めるには、何度もゆっくりと色を入れて行きます。
とても時間と手間がかかる作業となります。

いきなり、濃い色にドボン!ではないんですね~。


京都の職人さん、さすがですね~。

ありがとうございました。

 

同じ着物ですが、色合いによって、まったく別の着物にありますね。
ぜひ、たくさん着てくださいね。

ご報告を楽しみにしています。


都合により、明日の日曜市はお休みにします。

申し訳ありません🙇‍♀️

よろしくお願いします😊


 

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