浮世絵って、こんなに凄いの?! | 徳島卸問屋 山善 哲代(てるよ)女将のぽっかぽかブログ

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着物の先生、てるよ女将山口哲代です。着付け講師、着物再生、着物の整理収納が得意な 呉服卸(株)山善の二代目女将です。
女将の日常や大好きな茶道や読書、日々の出来事を綴っていきます


こんばんは。てるよ女将です。

阿波銀ホールにて今日から始まった「写楽・歌麿とその時代」を見に行きました。
今日は、夜も見られる日。
夕方5時からゆっくりじっくり、鑑賞しました。
夕方は空いていたので、自分のペースでゆっくり鑑賞することができました。

本当に版画なの?
という緻密さで、多色刷りの絵は感動!
わざわざ、色味を抑えた絵も良かったー。

歌舞伎役者の絵や、花魁(おいらん)の絵は
今で言うアイドル写真のようなもの。

版画だからこそ、量産できた訳ですね。

それにしても、あの表情、手の描き方、着物や帯の柄までほんとうにすごい。

その時代の様子がよくわかりました。
橋の上、橋の下と、上下セットになってたり。
絽の着物の透け感まで描かれていたり。

母子の愛が伝わる絵も良かったなあ。

有名な絵はもちろん感動しました。

浮世絵をこんなにじっくり、
しかも沢山みられるなんて、
徳島では、なかなかありません。


写真オッケーの大きな絵。
お相撲さんの様子がリアルです。
肉感が伝わってくるようでしょ。

おもしろ〜い(笑)

艶めかしい美人画もたくさん。
一点ものの「肉筆画」も沢山ありました。
雪がしんしんと降る様子…
鮮やかな色彩。
こんなに現代まで残っているんだ〜。
江戸時代かあ〜。
まるでタイムスリップしたみたいです。

浮世絵師は、写楽や歌麿以外にも沢山いて、
それぞれ特徴がありました。

とにかく、「目」と「手」と「着物」に感動。

少し早く終わらせてもらって、行けて良かった〜。
じつは、鑑賞の後、もう一つお楽しみがあったんですけど、
その話は、長くなるのでまた明日。

ではでは〜。