あと少し!ファイトです。
今日は、考えさせられた出来事を二つ。
先日、郵パックを使ってメーカーさんから送られたお菓子を
違う便を使ってお客様にお送りしました。送り状には「焼き菓子」と書いてありました。
郵パックで送られた状態のまま違う便でお客様にお送りしたのですが、
お客さんの手元に着いたお菓子は、「ボロボロだった。」と小売店さまからお電話。
お客様にご迷惑をおかけしてしまいました

すぐ、翌日新商品を郵便パックでお届けしなおしました。
その状態や内容を運送便さんにお話して、商品を引き取りに行ってもらいました。
今日、に割れたクッキーの品物が運送便から返ってきました。
けれど、運送便さんは、
「お客さんは怒ってなかった。(お客様はプロの販売士さん。表立っては怒りません。が・・・)
うちは、悪くない。梱包が悪い。相手してたらキリがないから。」だって


結局、行き場のなくなった「かわいそうなお菓子」は、当社が引き取ることになりました。。。
すごく、おいしいから楽しみだったりするのですが、ウフフ。
でも、二度と同じことが起こらないよう、気をつけなくっちゃ。
私も送り状には、詳しく、「瓶」とか「焼き菓子」とか、きちんとわかるように書いているのですが、
なお一層
「これは、瓶です。」「焼き菓子です。」とドライバーさんに言葉掛けすることにしました。
(今回のお菓子は、「割れ物注意」のシールも貼られていませんでした。

ご迷惑をおかけしたお客様は、くどくどS便さんに何も言わなかったけれど、
「あやまってから、お菓子を持って帰る時、某便さんは割れたお菓子を縦に持って帰ったわよ・・・」
と、一言。さすが販売のプロ。その言葉が何を指すのか、ですね。
焼き菓子は軽くて薄くてデリケート。縦にしたら、滑り落ちるので、水平に持つ物です。
これから、同じようなご注文の品のお届けには、十二分に気をつけようと思いました。
私も、プロの端くれですからね。

このような品物の場合、当社はもちろん、その運送便さんは使いません。
信用できませんものね。
けれどその運送便さん全てが悪いわけてはありません。
当社担当のドライバーさんはまじめで誠実だしね。
これからも、数は減ってもお世話になると思います。
しかし、その運送会社の方針は、「目先の不利益」を排除することが一番なのでしょう。
「流通のプロなら、品物をきちんと運んでこそだ」というプライドは、
どこへ行ってしまったのでしょう。
なんだか、悲しいね。
私は、お客様にご迷惑をおかけすることが、一番嫌です。
ご迷惑をおかけしたお客様には、早速お詫び状をお送りしました。
次は、メーカーさんの応対についてです。
29日の午後2時。
どうしても、翌日30日に着けて欲しい商品が出てきました。
小売店さんの社長さんのお友達の注文です。
「31日の法要のお土産を間に合わせてほしい。」とのこと。
大きなメーカーさんなので翌日に着けるためには、届くところにある品を午前中に注文することが必須なのです。
それが、午後二時・・・む、難しい。
「最悪、31日の午後1時までに届けてくれたら、採算は取れなくてもいいから、力になってくれないか」との言葉に、私も頑張ろうとおもいました。
メーカーさんにすぐ、電話したら、「在庫はあるのですが、今日の出荷は無理ですねー。出荷は明日になります。」
「なんとか、なりませんか?」と言っても、「明日ですねー。」
やっぱり・・・。
でも、諦めきれずにしばらくたってもう一度電話。
別の方が出てくれて、事情を話すと
「この商品と、この商品なら、今すぐ手配したら間に合いますよ。
ギリギリなので、私がすぐ、手配しますね。」と、天使のような対応

私は電話を握り締めて「ありがとうございます~」とお辞儀を何回もしました。

それにしても、何故にこんなに違うのでしょう。
お中元商戦終盤でみんなクタクタ・・・。
キャリアの差?アルバイトと正社員の差?疲れのせい?それは私にはわかりません。
最初の人は規則と自分中心、次の人はお客様の中心。その差じゃないでしょうか。
私は、後者でありたいと、心から思いました。
おかげさまで商品は間に合って、社長さんの顔も立ちました。
もちろん大喜びしてくださいました。
本当に、柔軟な心を持ったやさしいメーカーさんの社員さんのおかげでした。
ありがとうございました。
どちらの事例も何に重きを置くかによって、異なるであろう対応の事例でした。
いかに、自分の仕事にプライドを持って仕事に励めるか。
本当に、日々いろいろあります。なにもかも勉強の連続です。
プロの小売店さまから教えていただくことも、まだまだあります。
痛みを糧に、喜びを力に これからも頑張ろうと思っています。
たくさんのお客様に喜んでいただけますように
