お茶の先生と一緒に、青年部の先輩が乗せていってくれたのです。
28日の朝7時過ぎに徳島を出発して、着いたのは10時半。
車中も楽しくおしゃべりし、あっという間でした。
着物で一泊のお出かけは初めてだったので、緊張しましたが、
優しい先生や先輩のお陰でなんとかなりました。
本当に、よかった~。
今日は28日(土曜日)のお茶の事を書いておきます。
到着してみると、会場の今治国際ホテルは、着物を着た人・人・人!
ものすごかったです。
9月の着物は単の季節です。
けれど、28日も良いお天気で、暑かった~。(絽でも良い位・・・。)
それでも、季節を大切にするお茶の世界では、みなさん単のお着物に袋帯でした。
あれだけ沢山の人がいるのに、同じものを着ている方は、いなかったように思います。
帯もしかり。着物に携わる人間としては、とても勉強になりました。
訪問着の方と、色無地の方が多かったように思います。
私も、単の訪問着に袋帯で参加しました。
なんとか、展観席、濃茶席・薄茶席と回り、点心を頂いて(貰うだけ。食べる時間無し)
大急ぎで28日のメイン行事、2時からの「青年部の集い」へ参加しました。

濃茶の前にお菓子を頂いたのですが、良いお天気で、お庭がとても綺麗でした。
濃茶席は、写真奥の建物、日本建築、畳の大広間でした。
4人で一碗のお濃茶をいただきました。
私は末席だったので、すいぶん沢山いただいたような気がします。
(前半の方は遠慮気味に飲まれます)
お濃茶大好きなので、ラッキー。たっぷりお濃茶を堪能しました。
昭楽さんの黒いお茶碗で
濃茶のグリーンがとても映えて美しかったです。
続いて薄茶席へ。
こちらは竜安寺のような、石のお庭を拝見することができました。
(逆光になるので、正面から撮れず、横からの画になってしまいましたが・・・)
こちらは、京焼きのお茶碗でした。
どちらのお席も、厳粛で、たくさんの立派なお道具を拝見することができ、
とても勉強になり、うれしかったです。
何よりも、心を込めて点ててくださった一服のお茶がとてもおいしかったです。
愛媛の皆様、本当にありがとうございました。
「青年部の集い」では、お家元がお越しくださり、近しくお話くださいました。
背伸びをしすぎない。自分の足元を見て、地元のものを愛しむ。
日々のお稽古を大切にする、などなど。とても心に残りました。
おそろいの「末廣」を頂いて、散会となりました。
朝早かった私たちは、宿泊するアーバンホテルへ向かいました。
着物を脱いで、夜は大学の友達二人と一緒に食事をすることにしていました。
その話は、長くなるので、また、明日~。
