ドイツはすっかり、クリスマスムードに入っています。
先週パリに行ったら、家にも庭にも飾りがついていなくて、ちょっと不思議でした。
グランプリファイナルが終わったと言うのに、今頃ロステレコム杯ですが、
この後に、いつになるか分からないけれどフィンランド杯も控えています。
SPでは、誰もがうなる素晴らしい出来栄えで喜んでいたのが、
FSは誰もが心配で、早く無事に終わることを願う展開になってしまいました。
~それではSPについて~
解説者の2人には、もう言葉がないようです。
持てる力を100%使わなくても、4Tと4Sで他の選手を圧倒できるので、
羽生選手1人だけのリーグが結成されていると言っています。
~FSについて~
これは後日放送された、ロステレコム杯のハイライトからの録画です。
なので、FSの前に怪我したことが分かっていました。
解説者は羽生劇場を何度も観ているので、良く分かっていますが、
それでも演技が無事終わってほっとしていたようです。
今回ヘンドリックはSPの解説中、感嘆詞として「brutal」を連発していました。
本来は野蛮なとか、残忍なとか、情け容赦なしという意味ですが、
多分その後に心の中でgut(良い)が付いていて、他には表現できないほど
良いという意味なのだと思います。
また、羽生選手はフィギュアスケートをしていて、他の選手はそれを試すというのも、
彼だけ別リーグにいるというのも、1人だけ際立った存在だと感嘆していたのでしょう。
羽生選手の怪我が早く、でも確実に治って、オリジンの完成版が観られることを
心から願っています。