1月下旬の新聞折り込みに
こんなチラシが入ってきました。




一瞬、「なんだこれは?」と
思って上端を見ると

「大阪府警察から」の文字。


「へー」と思って
思わず探しちゃいましたよ。ウシシ


これね、一見粗々に作られた
チラシのように見えて


販促のルール的には
よくできてるんです。
(^^)/


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





「えっ?どこがはてなマーク

はい、ここです!
下矢印
①人はこういうものを見せられると
 思わず反応してしまう





②折り込みチラシといえば
 カラーばかりの中で、
 モノクロは目立つ→手が止まる
 (しかも印刷費も安くなる!)



(チラシといえば、こういう上矢印

 カラーが定番。)


③右下
「見破ったあなたは裏面へ→」
 こう書かれるとやっぱり
 裏をめくってしまう。笑ううさぎ



そして、裏には本来、
大阪府警が言いたいことが。

     下矢印

 


いろいろな詐欺の手口を紹介してて、

「予めを知ってれば
 引っかからないから
 ぜひ知っておいてねーー!」

という(府警の)心からの

叫びだと思いました。(^^;

 




④番目として挙げたいのは、
 表面の内容と裏面のそれに
 相関性はない、ということ。


つまり、表面と裏面は別々、
違う内容で良しびっくりマークということ。

 


表面の役割

=目をとめてもらうこと。

そして、裏面へ誘うこと。

 


いきなり裏面のような
細かい字が目に入ってきたら、
嫌がられますからねぇ。泣くうさぎ

 

目に入った途端、「終わり!」に

なってしまう確率が高い。

 





そうされないために、
敢えて全然関係ないクイズを

持ってきた。

(キャラクターは府警のもの)



更に⑤番目として挙げたいのは、
媒体選定の確かさ。

新聞購読者層はやはり
高齢者が多い。

特殊詐欺に狙われやすい層とも
重なります。




新聞折り込みチラシなら、
そのターゲットに確実に
届く(であろう)と思われます。



デザイン的には
洗練とは言い難く(失礼!)、

しかも「今さらチラシなんて」
という声も少なくない中で、

しっかりキッチリ
目的を果たしたと
思われる事例です。




昨年末に大阪市内のコンビニで
サポート詐欺を未然に防いだのも
詐欺の手口紹介のチラシだったとか。



警察を含め、
世間で“お固い”と言われている
業種業界って、

ついつい真正面から
固いことや難しいことを
ぶつけてしまいがちです。


でも時にはこんなユルさも
必要だし、取り入れるべきだと
思うんですよね。





もしあなたが該当の業種業界なら、
こういうのを参考にされても
いいんじゃないでしょうか。

何もお金をかけて作った
きれいな販促物だけが
良いのではないですから。




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