やっと決まった
「18歳以下への10万円給付」のやり方。

この3パターンの中から選択してちょ、
ってことになりました。




それにしても、
なんちゅうかほんちゅうか・・・。
 (↑この言葉知ってる人、いてはるかなぁ。^^;)

なんなんだ?このドタバタは?(。-`ω-)
と思ってところに、

ドタバタとは違う

“違和感”が飛び込んできて。。。


経済ってそんなに冷たいもんなんかなぁ?(>_<)

経済って机上の数字だけの話なんかなぁ。



今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!

 

 





ある情報番組で、証券会社出身の
コメンテーターさんがこんなことを
おっしゃったんです。

「クーポンにしたら967億円の
 事務経費がかかるから
 現金給付にした方がいいとか、
 議論の論点がズレてます」

 



(こういう「ズレてる」ではありません。^^;)



「えっ?」と思ったんで
手を止めて画面に見入ると、

「事務経費を上回る経済効果が、
 例えば967億円に対して、
 2~3兆円の経済効果が出るなら、
 967億円なんて大したことじゃない。
 その数字だけを捉えてどうのこうのいうのは
 間違っている」と。


純粋に経済学的観点からいくと
確かにそうかもしれないけど、



私的には強烈な違和感を覚えたんですよね。びっくり



「その経済効果とやらを

 生み出すのは、誰やねん?

 その経済効果って、
 人の行動が、もっというと

 人の心が動くから生まれる

 もんなんちゃうか?」と。
 

 



そもそもは、「967億円」という数字だけを
ポーンと放り出した政府がイケてない。( 一一)

これは間違いない。物申す

 


クーポンの印刷費とか輸送費、
 (↑これは地元に落ちる)

デジタルで配るならその開発費等の発注費、

加えて、クーポンが使われた時の事業者の儲けも
併せて試算し、(←厳しめに!)

「こうなるからこう決定しました」
って併せて提示してこそ、




国民は「なるほどね(*゚ー゚)( 。_。)」と納得できる。
 

 


その意味では、
コメンテーターさんの言もむべなるかな、です。



しかし、それでもあのコメントには
“抜け落ちてる”ものがあると思ってます。



「経済効果」って、
誰が生み出すのですか?

そもそも「経済」を動かしてるのは
誰ですか?
ってこと。



全部人間じゃないですか。
心も感情もある、働けば疲れる、人間。

疲れを知らず、
心を持たない(とされている)
AIやロボットじゃない。

 


(これじゃない。)



だから、あれだけの多額の事務費が要ると
聞かされたら「変や」「どないかできへんのか」
と思う(のが人情だ)し、

ただでさえ忙しい年末、年度末に、
まず現金振り込み、ついで
クーポン発行に伴う事務作業を強いられる
自治体職員の苦労も想像できます。(;O;)




加えて、殺到するであろう

電話の問い合わせに応じる大変さも。。。汗

変なクレームが多くなると、

係の方のメンタル面も心配です。




しかもしかも、
3回目のワクチン接種がどうのこうの・・・
まであって、私が首長や担当職員でも

「ちょっとちょっと!(;O;)」と
言いたくなります。ぐすん



こういう悲喜こもごも、

人間の感情ってものまで
折り込んで考えないと、
政策の舵取りを誤るんじゃないか?



人の心・感情を軽視すると

トンデモナイことになります。

 


だって、株価一つでも、
“人の気持ち”で揺れ動くんですから。


 

それが世界経済をどん底に叩き込むことさえある。

 

 

 


経済は人が動かしている。

単なる数字の世界じゃない。

経済には、血も涙も通ってる。



 

 

 


渋沢栄一の『論語と算盤』、
経済の語源「経世済民」、
講談でよく聞く戦国武将の兵站&人心掌握術。

人は、

心が動かなければ、

動きません。

 


腑落ちしなければ不満が残り、

それが未来の足を引っ張ることになります。





経済って、

数字だけじゃ絶対ないって思う。

いくら、時価総額1兆ドル(約113兆円)超の
米・テスラCEOが「Time」誌の表紙を飾っても。




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