昨日のブログで、

「たとえ取引先(の飲食店)であっても、
 身銭を切って、自分の時間を使って
 食べに来るのでなければ、
 そこの本当の姿は見えないのではないか?」

ってなことを書きました。


それに関連してこの夏、
もっと×2規模のデカい公費(事業費)の
無駄遣いがあったな~・・・と思い出しました。




今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!






ピンと来られた方も多いでしょう。ガーン

・・・そう、、、五輪会場で廃棄された
お弁当にマスクに医療用の手袋やガウンです。もやもや

  



廃棄されたお弁当は13万食以上。

医療用資材は500万円相当がゴミに。



フツーに考えたら起こり得ないようなことが、
ああいう大きな組織ではへーきで起こってしまう。
ショボーン



その根っこって、
社用車で昼時にスーツを着て
ランチを食べに来る人がいることと
同じような気がしました。

 

 


ランチ一食分と五輪の廃棄量とでは
規模が違い過ぎますが、

根っこにあるのはどちらも
「自分の金ではない」ということ。

 

 


自分の財布やスマホから払ってるわけではない。
だから痛くもかゆくもない。

 

 



(自腹だったら「待ってぇ~~」ってなる。あせる




会社員時代、トップから
何度となく聞かされたのが、

「それ、自分やったら払うか?」

ということ。


どんな支出も常に「自腹を切る」のと
同じくらいの覚悟をもって行え、と。




もし自分だったら、
その見積もりを承知できるか?
その費用を納得して払えるか?






だから販促費や広告費を使う時は、

    (↑「販促室」でしたから大半の費目はこれ)
計画段階から「本当に必要か」を嫌というほど考えたし、

各支店さん、事業本部さんと
販促予算の折衝をする時は、

「それ、自腹だとしても払いますか?

 『これまでやってたから今度も同じ』

 って感覚で予算組んでませんか?」

なんて丁々発止やってました。お願い

 


 




更にそれより前、次期の総予算を考える時は、
経理担当の課長から言われたこと、

「本社の使う費用は全て支店が稼いでくれたもの。
 支店に足を向けて寝られない」

を頭に置き、
「販促予算を組ませてもらう」と感謝しつつ
電卓叩いてました。



企業が支払うあらゆる費用も
国家が使うお金も、

全てが
「もし自分の財布から(出すの)なら?」
って考えると、もっと使い方が変わってくる。




ついつい、取り扱う桁が大きくなると、
虎の威を借る狐みたいになっちゃいますが、

「虎の威」はあくまで幻影だってこと、
骨身に染みこませておきたいですよね。

  




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