「今必要なのは笑いと癒しだって分かったんです」。

休業要請(という名の強制)に従い、一旦は
「もうアカン」とどん底まで沈んだものの
そこからV字回復したカフェの店主さんの呟きです。

NHKの「ヒラメキ!地域発」という番組で聞きました。


それはどんなお店かというと・・・
こういうお店だっ!!

 


(ただジオラマに鉄道模型が
 走っているだけ・・・ではなく\(◎o◎)/!)


今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!




 

 



鉄道ジオラマに寝そべるのは怪獣?ではなく、
ネコ猫cat~~にゃー

元は店名のとおり鉄道ジオラマがウリの店。

詳しくは上記リンクに譲りますが、
ひょんなことから助けた猫に助けられたというか、

進退窮まってSNSに上げた猫とジオラマの
写真・動画がバズって、お店は息を吹き返します。




読売テレビの「ノゾキミ」をリンクしておきますね。



このお店に来ると、みんな笑う。
そして、癒される。
鉄っちゃんも、猫好きも。


※今来店されるのは8割方、猫目的(^-^;らしいです。


食堂と銘打っているものの、お客さんたちは
単にお腹を満たしに来るんじゃないんですね、もはや。



五輪のメダルでは覆いきれない暗いコロナの影を
払拭したいと、人が考える時、
どういう行動を取るか、何を求めるのか、


理論(頭)ではなく、感覚(心)で
教えてもらえたような気がします。


  




もう一つ、「ヒラメキ!地域発」から取り上げたいのが、
パン工房+ゲームセンター。(パン+クレーンゲーム)

    

              バツレッド


 

 


淡路島に「たまねぎキャッチャー」という
クレーンゲームがあるのは知っていましたが、
中身がパンのクレーンゲームは知りませんでした。(^^;

どんなふうになってるかというと、
このリンクのトップ画像をご覧ください。



まさにパンがぶら下がってますビックリマーク



このパン、どこから来たかというと、
コロナで訪問販売ができなくなった
福祉作業所さんから。




パンの販売先に困った作業所さんから
このゲームセンターさんに、

「駐車場でパンを売らせてくれないか」
とお願いされたのがきっかけだったらしいです。


でも駐車場には既に、
味覚・嗅覚刺激系の屋台というか
移動販売車が既に何件も。

 

 



そんな中、個包装済みのパンを
買ってもらえる確率は高くありません。




そこでこのゲームセンターの方は一計を案じます。

「ゲームの景品にしたら

 面白がってもらえるかも♪」






「万一売れ残ったら・・・タラー」と心配する作業所の方に対して、

 

「大丈夫です!必ず売れますから。
 だからうちが全数買い取って販売します。
 (返品しません、ということ)」



それには秘策がありました。

 


珍しい景品だから人目は惹く。

あとは、値段と取りやすさだ、と。



一回100円で他のゲームより安くして、

気軽にトライしてもらえるようにした。




更にアームを留め金の部分にちょんと当てれば
それでOK!と難易度も格段に下げた。

つまり、100円払えば必ずパン1個を
ゲットできるようにしたというわけ。


それであれば、普通にパンを買うのと変わりません。

 


また、夕方になると、全数売り切るために、
「夕方スペシャル!100円で2ゲーム!」

を実施。

つまり、100円でパンを2個ゲットできるというわけ。

200円出せば4個ですから、
家族の朝食にちょうどいい。



しかもこの作業所さんのパンは、
味と安心で評判の品。





これも「取った取った!」という
笑いと胸のすくような癒しがウケた、
ってことですよね。





しかも自分がゲームをすることによって、
作業所さんの応援にもなり、食品ロスの削減にもなる。

ちょっといい気分です。(^◇^)




今、人々は何を求めているか?


そこを考え必死にやってみることで、
道は開ける。



そんな素敵な事例をNHKは紹介してくれてました。

(注/NHKの回しもンではありません。^^;)



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