先週の金曜日、阪急梅田駅の近く(というか下)で、
こんな米粉のシフォンケーキを見つけました。(^^♪




前は別のものが売ってたので、
期間限定の出店だと思います。


一旦通り過ぎて、でも
「かわいいな~」と引き返し、(笑)

お店の方に「かわいいんで撮ってもいいですか?」
と了承をいただいて撮影しました。


(バリエーションもあります。)



チラッと写ってるお値段を見て頂ければ分かるとおり、
プレーンなシフォンケーキ一切れにしては
ちょっと値が張ります。

それでも、ちょうど手土産を買ったばかりの私は、
「あー、こっちを買えば良かった」

と思ったんですよね。

今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!






そう思ったわけは、

「これを持っていけば、
 先様は男女関係なく
 開けた瞬間『カワイイ~
ハート』と
 喜んでくださるだろうな~」

 

と思えたから。


相手が喜んでくださる手土産と考えれば、
あの値段は決して高くない。



その値段を支える第一の要素が「カワイさ」、
その次に「米粉のシフォンケーキ」というスペック
だと思いました。



お店の横には垂れ幕が掛かっていて、

よりすぐった産地の高品質な米粉やきな粉であるとか、
材料は全てオーガニックであるとか、

「この価格になる理由」みたいなことが、
原材料の写真と共に掲げられていました。


(コシヒカリを原料とする米粉。Wikipediaより)


でも私、それに気づいたのは、
「カワイイ~」と立ち止まってから、
だったんですね。


ここ重要な所なので、繰り返します。

すごくいい材料(で作られていること)に
気づいたのは、
「カワイイ~」と立ち止まった後だった。

 


そして「このお値段なら買ってもいい」
と納得した理由は、


一番目が
「相手さんが喜んでくださりそう」な外見、


   

 


二番目が、「高品質な素材(スペック)」。





伝わってるでしょうか!?



どれだけいい材料を使ってようと、
どれだけ「こだわっている」と主張しようが、

それが評価されるのは
相手が立ち止まって(目に留めて)くれてから。


   



もちろん、モノにより全く別のアプローチ
がされることもあります。

純粋にアレルギー対応の商品を探している場合
などです。


しかし、一般向けに売られている商品の場合、
スペックFirst(=スペックから入る)は少ない。


まず「足を留めて(Webの場合は目を留めて)」
もらわなければ、始まらない。






念のため、、、誤解しないでくださいね。(^^;

「外見(そとみ)だけ良くしろってことか?」
じゃないですからね。


中身は大事。
でも、外見/外身も、

同じくらい大事ってことです。



技術Firstな(技術自慢の)会社さんや工場さんほど、
「こんなエエもん作ったのに、なんで売れへんのや」
となりがちですが、

買い手にとってFirst Impressionは
売り手が想像するより遥かに大きい。

 

 


工場製品ではありませんが、
例えばこれなんかその典型だと思うんですよね。




お花屋さんや園芸品店で売ってる「苔玉」です。
(素人でも作れます。)

 


同じ「苔玉」でも、
これとあれ(上掲)では、どちらを欲しくなりますか?
 ↓

 



あるアナウンサーさんが自作の苔玉について

新聞のインタビューで、


「『目』をつけると、
 生き物みたいでかわいかった。

 (中略)

 ・・・落ち込むことがあります。
 そんなとき、苔玉が励ましてくれるのです。

 (中略)

 ペットを育てる感覚で、
 『今日もかわいいね』と声をかけています」

と言っておられました。



人はカワイイもの、丸いもの、
特に“顔を連想させるもの”に弱い。






今、何か“突破口”を探しているものがおありなら、

ポチっとまん丸お目目を付けてみる、
なんてのもいいかもしれません。ひらめき電球

それが、「顔」と全然関係なさそうなものでも。(^^)/

また、B to Bでも。

だって、「購入しよう」と選択するのは、
ビルではなく生身の人間ですから。



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