まただ。
所謂、ログインできない問題だ。
しばらく放ったらかしていると、いつの間にかログイン状態が抜けるようだ。
フタを開けっ放しにしておいたらファンタの炭酸が抜けてしまったのと同じ原理だ。意味不明だ。
この、ログインできない問題が本当に煩わしい。
以前どこかで書いたが、そりゃあコックリさんも戸惑うよと言う話だ。
昔の我々の紙世代と違い、現代版のコックリさんはアプリになっているとのことで…
「コックリさん、コックリさん、いらっしゃいましたらログインして下さい」とか言うのではなかろうかと。
しかしコックリさんにしても、ログインしたくてもアカウントが取得できず、更にIDパスワードも設定できずという事で降臨できない、10円玉は操れない。何とも世知辛いオカルト業界ではないか…と。
つまるところ、実は私はコックリさんだったのだ。本名『宇奈月 京平(うなづき きょうへい)』でアダ名は“コックリさん”なのだ、松枝蔵人:作『聖エルザ クルセイダーズ』より、ということだ。あゝ、懐かしい。
この作品を長湯に浸かるかのように深く読み耽っていたあの頃は、まさに私の暗黒人生の入り口だったと…また要らぬことを考えてしまった。
先日、某ラジオ番組にメッセージを送った。「卒業アルバム持ってますか。私は全部棄てました」という内容だ。あんなもの、嫌な過去をフツフツと毒沼の泡のように湧かせる呪物でしかない。何の迷いもなく早々に荼毘に付した。
と投げかけた所、反響があり、しかも多くは「我もわれも」という賛同者だった。これほど同士が多いとは、人生捨てたものではない。過去は棄てたが。
閑話休題。
過去の”黒歴史”は物理面では断ち切ったわけだが。
このように、ログイン状態から一方的に断ち切られるのは不便だ。
そうなると、折に触れて頻繁に訪問しないといけないということになる。
面倒だ。
しかし、再ログインのためのアカウント再入力はもっと面倒だ。
仕方ないのか…。