翻訳の勉強をしに学校に来る人は、私とは真逆なタイプが多いような気がする。
私みたいないつもバタバタサザエさんタイプではなく、ひとつのことにじっくりと取り組むタイプ。
だから、私がやってきた勉強法は、たぶんそのままではうまくいかない気がする。
私の場合、必要不必要の判断をせずに、とにかくいろんな情報に触れていき、
情報が「たまたま」網目構造のようにつながり、お互いに関連を持った意味のある情報に変わるのを待つ。
いや、待ってすらいないかも(笑)
気づいたら、いろんな情報がなんだか結びついて、一気に理解が進んだりすることが多い。
だから、読む本の数もかなり多いし、
「難しい技術の本を読んでも意味がわからなくて続かないんですが?」
と聞かれても、わからない本はいったん本棚に戻して、違うの読んでみたら、あるとき急にわかるようになるかも、なんてアドバイスしたりする。
じっくりと勉強したい人にとっては、わけのわからないアドバイスだよなあ・・・といまさら反省。
自分の性質をつかんで、似たような感じの人のアドバイスにしたがうと、無理なく実践できるような気がする。