2003年から、特許翻訳の仕事をいただくようになり。毎年少しずつ信用を積み重ね、こつこつと仕事をしてきました。

そして、2007年に会社を辞めて専業になり。それから約1年後。

この仕事を続けていくことはもうできないかも・・・という状態になりました。

2008年6月、歩けないほどの首の痛み。

ふうふう呻きながら病院に行くと、「頚椎症性神経症」と診断されました。生まれて初めてMRIを受けたり、いろんな貴重な経験をしました。

幸いなことに、骨に大きな異常があるわけじゃなく。でも、とりあえず腕を前に出せない状態。前に出そうとすると、大きなしびれがあって、とても怖かったです。

実は、当時お世話になっていた起業の先輩に、相談していました。激痛が襲う前から、体に不安を感じていたんですよね。

そうすると、「事務所を借りたらいいよ」

いやいや、数ヶ月間は仕事がまったくできない状態なのに、事務所を借りるってことは、余計に経費(事務所代)がかかるってこと。

すごいこと言うなぁと思いました。

でも、結局、言われたとおりに、2008年7月に、レンタルオフィスに入所して仕事をすることになりました。

そのときに受けたアドバイスが、私の大きな転機になったのでした。

「強制的にONとOFFを分ける」につづく

関連記事
やじるし休めるときに休む。
やじるし家でできる仕事だからこそ。
やじるし特許翻訳者をめざした理由。