前記事には多くのメッセージ、コメントをいただき、感謝でした。
しかし、私自身は政治家でもなく、この道の専門家でもないので、以前よりMさんと
「仏教との関わり、仏教の家族との関わり」について記事にするお約束をしていまして、少しずつ、そんなお話もしていけたら・・・と願っています。
私の父は牧師ですが、父の祖父は
「真宗大谷派の僧侶」だったみたいです。
ですから、父が子供の頃は
仏壇に手を合わせたりもしていたようです。
父が言うには、「幼い頃から、死への恐れがあった。」と。
それで、いろいろ拝んでみたりしたけど、
死への恐れが消え去ることはなく、大人に質問しても、
誰も納得のいく答えを返してはくれなかったそうです。
父は、お母さん(私の祖母)が大好きでした。
でも、そのお母さんは、父が高校2年の時に、
39歳という若さで亡くなってしまいました。
5人の子供の母親だった祖母は、
お医者さんにこう言ったそうです。
「先生、私だけは助けて。
5人の子供を残して、まだ死ねないんだから。」
そして、長男である父には、こう言ったそうです。
「息子か。楽しみにしているんだから・・・。」
・・・この最後の言葉があったので、父は悪の道へ向かう力を撥ね退け、教会の牧師になる道を歩むようになります。
自分の死を前に、「父よ、彼らをお許しください。」と祈ったイエス・キリストの姿と重なるような気がした、と言います。
(関連記事;「父より受けしもの」)
・・・祖母とは一度も会ったことがなく、
私は祖母の年齢をついに超えてしまいました。
祖母が39歳で亡くなった時、
あじさいの花が綺麗に咲いていたと言うので、
父にとっては思い出の花だそうです。
それで、6月の父の日には、
たいてい「紫陽花」の花を贈ります。
父はとても喜んでくれます。
↓ いつも応援クリック頂き、ありがとうございます^^
「キリスト教ランキング」に挑戦中です。