生まれて初めての、夜の白鳥♡
前回のブログでは「ゆっくりとご自身の働く理由を考えてみてください」と書きました。
なぜ、何のために働くかを考えることが大切なのか…それは“割り切る”ため。
40代も半ばを過ぎた頃からでしょうか、これまでほとんど気にしなかった若い世代の活躍に気持ちを引っ張られ、心がざわつき始めるんです。
今まで当たっていたスポットライトの位置が確実に動いているのをそこかしこで感じるのです。
私がそうでした。
もともとキャリアアップを考えていなかった私が、なぜか焦りを感じ始めました。
「わたし、このままで大丈夫なのかしら。」
「もっとプレゼンスを高める必要があるのではないかしら。。」
そんな焦りは、私自身がしていることがきちんと評価されていないような感情を大きくし、悶々とすることも。
そしてある日「このお仕事、いつまでやるのかしら?」ふと思ったんです。
同時に「えっ⁉わたし会社を辞めること考えているの?」と気づき、感情に揺さぶられ、問題が整理されていないと感じて自問したのが、そもそも何のために働いているのか?でした。
そしてじっくりと、私が働く理由を考えたところ…①お金のため。②社会とつながるため、二つの理由に辿り着いたのです。
働く理由が明確になると「この二つのために働いているのだったら、今ちゃんと目的は果たせているわよね?」こんがらがった感情がすっきりほどけました。
感情がほどけていくと、今置かれている状況が理不尽なものではなく、とても良い状況であることを実感できます。上司や同僚から意地悪されていることなど全くなく、丁寧に接していただいていること。スポットライトの位置がずれたとしても、評価が落ちたわけでもないこと。もちろんお給料が減ったわけでもなく、私を取り巻く状況は数年前より確実に良くなっていることを認識でき、感謝を覚えます。
大切なのは、割り切り力。
人の感情は本当に厄介ですね。
ほんの少し何かを感じただけで、ほんの少し何かを見ただけで、敏感に反応してしまいます。周りを見ていても、不安が不安を呼ぶ、焦りが焦りを呼ぶ…それが顕著に出やすいのがアラフィフ世代だと思います。なぜなら、これまではずっと先だと思っていた定年という未来が近い未来となり、それぞれが描いていたが夢や理想が少しずつ離れていくから。。
50代からのキャリアにおいては、無駄なことに感情を揺さぶられている暇はないこと、感情を揺さぶられている間に本来得られるモノが得られない結果にならないよう、割り切ってすべきことを粛々と進めることがとても大切です。そう、理由がはっきりしていれば、迷いなく割り切れるんです。このことは、アラフィフ世代のみならずすべての方にも当てはまります。
残り僅かの会社生活を、有意義なものにするために…ぜひ割り切り力を鍛えて参りましょ。
Stay Safe♡