先週は楽しみにしていた辻井伸行さんの演奏を聴きにサントリーホールへ。
昨年末のオペラ以来の芸術鑑賞でした。
平日夜でしたが華やかな感じの方が多くいらしたのはサントリーホールだからこそ!と思っていると…えっ⁉デニムにTシャツ、短パンにポロシャツなどのお姿の方も。。
ハイブランドのデニムやTシャツ、スニーカーは、お値段的には“晴れ着クラス”であっても、デニムはデニム、スニーカーはスニーカーではないかと思うのは私だけでしょうか??
以前、お正月に京都でタクシーに乗ったときのこと。
『最近はなんだか汚い服装が増えてきて…。昔はお正月と言えば晴れ着を着たものだけれど、今はお正月も何もあったもんじゃない。パジャマみたいな服装でお参りする若い人を見ると、この先日本はどうなっちゃうかって思いますよ』と、運転手さん。
確かに。。。私が子どものころは、お正月に着るお洋服は決まって新しいお洋服でした。12月に入ると、お正月用のお洋服をデパートに買いに行ったものです。晴れの日には晴れ着、きちんとした服装をする、我が家だけではありません。お正月は、ご近所の子どもたちも、みんないつもとちょっと違ういわゆる余所行き。それが普通のお正月の風景でした。
同様に、お友だちのお誕生日会やコンサート、家族でのお出かけ…そこには“余所行き”のお洋服というものが確実に存在していました。
良いとか悪いではなく、、、
ニューヨークで、普段はデニムにシャツが定番の友人が、ディナーやパーティーではきっちりキメて登場すると、相手が女性であっても男性であっても私の中でのレイティングが跳ね上がります。
ゴージャスな装いが素敵だからだけではないのです。
おしゃれを楽しもうとする心はもちろんですが、お呼ばれされたイベントに対する配慮が感じられて、そんな姿勢に対して心から尊敬するからです。
配慮の深さを学ぶ瞬間です。
日常着とお出かけ着の差が最近微妙なことが多くなってきた私...
反省を込めて、おしゃれを見直したいと思う今日この頃。
Stay Safe♡