宮古市 | 上海chinoiserie

宮古市


実は、私の父の実家は宮古市にあります。

震災で甚大な被害にあった宮古市。

なかなか連絡が付かず、

安否もわからず、

ずっと心配していました。

ただ、

実家も親戚の家もすべて高台にあるので

たぶん大丈夫だろう

と。

信じていました。

連絡が付いたのはわりと最近のことです。

幸いにして、全員無事。

家も無事とのことでした。

ホッとしました。


私の両親は東京在住です。

宮古市までは遠いので、

父も滅多に訪ねることはありません。

それが、たまたま用事があって、

震災の5日前に

久しぶりに実家を訪ねていたのでした。

震災の5日前・・・

少しずれていれば、もしかしたら、

父も被災していたかもしれません。

そう思うと恐ろしいです。

その時に父が買ってきたお土産が、

震災直後に上海の私の元に届きました。

「新鮮な海産物も届けたいけど、

 それはできないから・・・」

と、下の娘の誕生日プレゼントと一緒に届いた

お土産は懐かしいものばかり。

私が小さい頃から、

宮古のお土産といえばこれでした。


斉藤製菓の「かもめの卵」。

上海Chinoiserie



菅田の「いかせんべい」。

上海Chinoiserie



肉厚、しこしこの美味しいわかめ。

上海Chinoiserie



他にも、父の実家で味付けされたイクラや

焼ウニは、美味しくて大事な思い出です。


斉藤製菓さんも菅田さんも被災され、

現在、製造中止となっているとのこと。

わかめも然りです。

かもめの卵も、いかせんべいも、わかめも

相変わらず美味しくて。

今となってはとても貴重なものを

一つ一つ味わって、

大切に頂きました。

お菓子は人に笑顔を与える力を持っています。

いつかまた、きっと味わえる日を

心から願っています。