さよならチョコ | pastelさんのベビーサイン&英語のブログ

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3歳から高校生に英語を教えて約20年。昨年からはベビちゃんとママさんのためのベビーサイン教室も開講しました。
自分自身の英語学習や教室の生徒さんとのレッスンの中で気づいたことや自分の妊娠中から子育て真っ最中の記憶をブログに記録していきたいと思います。

最愛のネコが昨日旅立ちました。
私達が旅行に行っていた日曜日の夜から、足を引き摺りニャーニャー辛そうに鳴いていたそうです。
1人お留守番だった息子は、アタフタしながらも何も出来ず電話をして来ました。
私達もすぐ戻れない状況だった。
翌日の昼の飛行機で帰る予定だったので、その足で獣医さんに連れて行くから、一晩様子を見て、と息子に頼みました。

最初はどこか高いところから落ちて、足を捻挫したのかと軽くみていましたが、診断の結果は血栓症でした。心臓も肥大しているとこの事。心臓を少しずつ小さくしていく薬と血栓を溶かす注射を併用しますと言われ、そのまま入院させました。

そして昨日の朝。亡くなったとの知らせが来たのです。

実は夫が5時ごろに不吉な夢を見て、起こされました。その夢は足は切断したけど、元気に帰って来た夢だったそうです。でも夫は何か嫌な予感がして、そのまま起きていたそうです。そしてその予感は当たってしまいました。

もっと可愛がってあげれば良かった。せめて最期は家で迎えさせてあげれば良かった。

夫はずっと後悔の言葉を口にしています。

猫と一緒にするのは不謹慎かもしれませんが、私も母の逝去の時にかなり後悔しました。その時の経験で、残された人間が後悔しない事はまず無い事を知っていました。

夫には、「入院させたからチョコは苦しまずに逝けたのかもしれないよ」「お父さんはチョコの世話いっぱいしてくれたから、最期に良い顔を見せに来てくれたんだね」と慰めながら、市の火葬場に連れて行き、最期のお別れをして来ました。

火葬場に連れていく前に家に連れて来て、姉猫のプリンと再会させました。プリンは何度かクンクンと匂いを嗅いで暫くは側にいましたが、それからフイッと出て行ったきり、2度とチョコの箱に近づきませんでした。

食いしん坊のチョコがいつも食べていた餌を入れて、菊の花を1本だけ側に入れました。オモチャも入れてあげたかったのですが、燃えないものがあると却って迷惑をかけるのでやめました。


15時に火葬をしていただいたようです。

動物なのにお焼香をあげることができ、とても丁寧な手続きをしてくださいました。正直お骨が欲しいと思いましたし、あまりにも生きているような最期だったのでこのまま残さないかとも考えましたが、それはニンゲンのエゴでしかない、と考え直しました。このままの形でさらに返してあげよう、と。


夫にいつも前足を掛け、生意気なポーズで寝ていたチョコ。夫の空虚感を考えると私も辛いですが寿命をまっとうしてくれたと思っています。チョコの分、姉猫のプリンを可愛がってあげることが精一杯の供養だと信じています。


もし生まれ変わる事が出来たら、また私たちの前に現れてくれると嬉しいな。