注文の多い料理店 | pastelさんのベビーサイン&英語のブログ

pastelさんのベビーサイン&英語のブログ

3歳から高校生に英語を教えて約20年。昨年からはベビちゃんとママさんのためのベビーサイン教室も開講しました。
自分自身の英語学習や教室の生徒さんとのレッスンの中で気づいたことや自分の妊娠中から子育て真っ最中の記憶をブログに記録していきたいと思います。

絵本のレビューではありません。

 

実は詐欺メールに騙されかけました。

いつもは「こんなもの騙されないぞ!」とすぐ削除するのですが…。

その時は、たまたまAmazonから商品が届くことになっていたこと、

たまたま引落しに使っていたクレジットカードを変更したことが重なりました。

 

発送したのに届かないと書いてあったので、まずメアドをチェック。

変なメアドだったら、すぐ削除するんです。

でもそのメアドはちゃんとした宅配業者のメアド。

それで、何となくスッキリしないながらも変更手続きのアドレスをついポチってしましました。

 

そうすると今度は「お名前とご住所の確認ができません。ご入力ください」

とまた違うアドレスが。

「なんで??届かないって自宅にきたんじゃないの?」と思いつつポチると

(この時点ではまだ入力はしていません)、また最初の画面に戻ってきてしまいました。

今度は「クレジットカード情報が入っていません」と。

 

何で○○(宅配会社)にクレジット情報がいるの?と手が止まりました。そしてフッと

「宅配は留守だったらいつも紙いれていくよね」

と当たり前のことに気づいたのです。

 

ぞっとしました。

騙される方が甘いんだという見識もあると思います。私もありました。

今回のことで、偶然が重なると人は「?」と思いながらも、自分に都合の良いように解釈しまいがちなんだと気づいたんです。

 

これってなんかの話に似てる。そうだ。

宮沢賢治の「注文の多い料理店」だ。

 

猟師はおかしいと頭の片隅では思いつつも、ドアに書いてあるおかしな注文を、さも自分たちのために書いてくれているんだと、都合の良いように変換させて奥へ奥へと進んでいきます。

 

今回、ウィルスにも感染しなかったし、個人情報も取られなかったので、本当に良かったです。

皆さんも「私は大丈夫」と思わずに気を付けてくださいね。