モーツアルト「2台のピアノのための協奏曲」変ホ長調K.365 | クラシックばっか 時空間

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今日 7月30日(金)は、ナンネルの誕生日です。


■「2台のピアノのための協奏曲」変ホ長調
ーーー (約25分) ーーーーーーーーーーー
バレンボイム&アルゲリッチ

 

 

https://youtu.be/9iePyP2HOr8
■210730 ーーーーーーーーーーーーーーー

ナンネルは、モーツァルトの姉 マリア・アンナ・モーツァルト(1751年7月30日 ザルツブルク - 1829年10月29日)の愛称です。

 


今日ご紹介する「2台のピアノのための協奏曲(ピアノ協奏曲第10番)」変ホ長調は、モーツァルトの「ピアノ協奏曲」の通し番号で「第10番」(10曲目)にあたります。

以前は1779年に作曲されたとされるこの「協奏曲」は、近年の研究によって、ザルツブルグ以外の地での宮廷音楽家の地位を得るために母親とマンハイム・パリへ就職先探しの旅行に出発する以前の1775~77年にかけて、ザルツブルクで作曲されたと考えられています。


小さくても花は咲きます。赤花烏羽玉(あかばなうばたま)

 


1776年に書かれた「3台のピアノのための協奏曲(第7番)」K.242(ピアノ協奏曲第7番)」と姉妹作であり、「第7番」は、ロード・ローン伯爵夫人アントニアとその2人の娘のために書かれていて、今日ご紹介する「ピアノ協奏曲第10番」も何らかの委嘱作品であると考えられますが、モーツァルトの姉 マリア・アンナ・モーツァルト(1751年7月30日 ザルツブルク - 1829年10月29日):愛称ナンネルと一緒に演奏するために書かれたという説もあります。

1781年11月23日のウィーンでのアウエルンハンマー家での予約演奏会で、モーツァルトは弟子のヨーゼファ・バルバラ・アウエルンハンマーと共演しています。また、翌1782年5月26日、アウガルテンでの公開演奏会でもヨゼフィーネ嬢と共演しています。      


ガーベラさんたち
                                           
全3楽章で構成されています。

・第1楽章:Allegro(アレグロ)きびきびと速く
           変ホ長調 4/4拍子  ソナタ形式
・第2楽章:Andante(アンダンテ)歩くような速さで
           変ロ長調 3/4拍子  三部形式
・第3楽章:Rondo: Allegro(ロンド、アレグロ)
     回旋曲 きびきびと速く 
          変ホ長調 2/4拍子 ロンド形式

赤花烏羽玉(あかばなうばたま)の花が2つ咲いています。


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今日も暑い一日でした。

お疲れさまでした。

 


夏らしいいつもの東の空。



マリア・アンナ・モーツァルト