シャブリエ  狂詩曲「スペイン」 | クラシックばっか 時空間

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今日11月4日(月)は、エマニュエル・シャブリエの狂詩曲「スペイン」が初演された日です。



ーーー (約 6分) ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

https://youtu.be/VvlD7XYbI_U


■2019年11月4日 ーーーーーーーーーーーーーーー



アレクシ=エマニュエル・シャブリエ(1841年1月18日 アンベール - 1894年9月13日 - パリ)は、フランスの作曲家です。

 

彼は、オーヴェルニュ地方のアンベールに生まれ、幼い頃からピアノや作曲に興味を示し、音楽的才能が顕著で、とくにピアノに秀でていたと言われます。
音楽の道へ進むことも考えましたが、父親の強い勧めによってパリで法律を学び、1861~80年まで内務省に官吏として務めていました。

 

 

シャブリエは公務員生活を送る一方で、フォーレ(1845~1924)やダンディ(1851~ 1931)ら作曲家と親交を持ち、独学で作曲の勉強をつづけました。また、マネ、モネ、セザンヌら印象派の画家とも親しく、絵画の収集もしていたといいます。(個人的に上野で開催中のコートールド美術館展へ行きたいし、ゴッホの映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」も見たいです。)

 

 

1880年、ミュンヘンでワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』を観て、強い感銘を受け、ワーグナーに傾倒し、音楽の道に専念することを決意します。

同年39歳で内務省を退職し、作曲家としての活動を本格的に開始しました。以後、ピアノのための『10の絵画的小品』や管弦楽のための狂詩曲「スペイン」などの傑作が生まれました。

 

 

当時、彼の作品は、公にはあまり評価されませんでした。しかし、大胆な和声の使用、旋律やリズムの対照の妙など、独創的で創意と工夫に富んだピアノ作品は歴史的に特に重要であるとされました。
シャブリエは、19世紀末以後のフランス音楽隆盛のパイオニア的役割を担い、後の作曲家たち(特にラヴェル)に多大な影響を与えました。

1888年にレジオンドヌール勲章のシュヴァリエ章を受賞しましたが、晩年は麻痺に苦しみ、1894年にパリで亡くなりました。

 

 

今日ご紹介する 狂詩曲「スペイン」(1883年作曲)は、1882年に妻とともに4ヶ月間スペインに滞在しときの印象をもとに作曲した作品です。6分ほどの短い曲ですが、沸き立つようなリズムと輝かしいオーケストレーションに彩られていて、完成後の1883年の今日、11月4日に当時のフランスを代表する指揮者シャルル・ラムルーによって初演が行われました。

初演時より熱狂的に歓迎され、シャブリエは名声を確立しました。この作品はスペインを題材とした管弦楽曲ですが、ドビュッシーの「イベリア」、ラヴェルの「スペイン狂詩曲」などの先駆となった曲です。



初めてスマホ(Galaxy S10)で太陽を撮ってみました。


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ハオルチア「サブリン ピドラ」


 

 

ハオルチア「巨大窓 グリーンホーム」

 

ハオルチア「初雪」
 
 
ときどき眺める榛名山
 
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