今日7月3日(水)は、チェコスロバキアの作曲家 レオシュ・ヤナーチェクの誕生日です。
レオシュ・ヤナーチェク(1854年7月3日モラヴィア - 1928年8月12日)は、モラヴィア(現在のチェコ東部)出身の国民主義を代表する作曲家です。
彼は、モラヴィアのラシスコ地方の田舎町に、貧しい小学校教員の10番目の子として生まれます。モラヴィアの首都ブルノにあるアウグスティノ会修道院付属の学校に入学し、修道院の少年聖歌隊員となりました。
その後、ブルノ市のドイツ人中学校を経て王立師範学校の教員養成科に入学し、無給教員、臨時雇いの音楽教師となります。
1879~80年にライプツィヒの音楽院、ウィーン音楽院に、短期留学しますが、正規の教育を受ける必要はもはやないという事実を痛感したため、ブルノへ戻りました。
ズデンカ・シュルゾヴァーと結婚後、1882年にブルノにオルガン学校を設立します。
1886年からは、ブルノの高等学校で教員も兼ね、後にプラハ音楽院のブルノ分校を発足させ、1920~25年にかけて、そこの分校でマスタークラスを担当し、作曲を教えています。
作曲家として活動は1860代半ば以降本格化しましたが、絶頂期を迎えたのは、最晩年の10年間で、多くの作品が書かれています。
今日ご紹介するは、作曲者ヤナーチェクの出身地ラシュコスの舞曲集です。
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https://www.youtube.com/watch?v=e8BIRtagBws
■2019年7月3日 ーーーーーーーーーーー
ラシュスコ舞曲(1890年作曲)
1. Starodávný I (昔の踊り 第1番)
2. Požehnaný (祝福の踊り)
3. Dymák (ふいご)
4. Starodávný II (昔の踊り 第2番)
5. Čeladenský (チェラデンスキー)
6. Pilky (のこぎり)
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■参考記事:2012年08月12日
レオシュ・ヤナーチェク『グラゴル・ミサ』(合唱曲)(1926年)
■参考記事:2013年10月17日
ヤナーチェク「弦楽四重奏曲第1番」ホ短調《クロイツェル・ソナタ》
■参考記事:2019年06月26日
ヤナーチェク 「シンフォニエッタ」(全5楽章)