バラ「モーツァルト」 | クラシックばっか 時空間

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作曲者や指揮者、演奏家などに因んだ記事を紹介しています。 日常生活で気づいた場面を写真にしています。

  今日6月17日(土)は、小さくて狭いけれど日当たりの良い庭で、今年の春(5月下旬)に咲き始めた音楽に関連するバラをご紹介します。


  バラ「モーツァルト」。春は小枝に房咲きになって、直径3cmの一重平咲き(花びらは5枚)の可愛い花を咲かせます。咲き始めは濃いピンク色で中心が白です。後にだんだん中心の白色が広がっていきます。シュラブ(半つる)系の樹形です。スタンダード(傘仕立て)にも向いています。


     (5月28日)

 ドイツのペーター・ランベルト(ピーター・ランバート)(育苗家)によって1937年に作出されました。返り咲きで微香があります。結実しやすく、秋には実が楽しめます。葉は、濃い緑色で、つやがあります。
     (5月29日)

  前回紹介したバラ「バレリーナ」にとてもよく似ています。ピンクの花色の濃い「モーツァルト」は、「バレリーナ」の枝変わり(突然変異)という方もいますが・・・。

     (5月28日)

  ただ、私の小さな庭では、黒星(黒点)病に対しての抵抗性はバラ「バレリーナ」ほど強くありません。また、葉は、柔らかそうな「バレリーナ」のものよりも色が濃く、厚くてかたい印象を受けます。

  鉢は10号(30cm)プラ深鉢です。

    (5月29日)

  はなびらが桜のように散ったあと、昨年はそのままにしておいたため、結実してたくさん実をつけました。栄養を実に取られてしまったためでしょうか、今年の春は花数が少ないです。

      (5月29日)

今日の音楽:
 モーツァルト「ピアノソナタ第11番」イ長調K.331

 (トルコ行進曲付き)

↓ リンク(URL)をクリックしてお聴きください。↓
                
□1□ (動画)(演奏時間:約14分)
■1■モーツァルト「ピアノソナタ第11番」イ長調K.331(トルコ行進曲付き)Olga Jegunova - W.A. Mozart: Piano Sonata No 11 in A - Major, K.331 (300i) - YouTube

□2□(演奏時間:約15分)
■2■モーツァルト「ピアノソナタ第11番」イ長調(トルコ行進曲付き)K.331Mozart - Piano Sonata No. 11 in A major, K. 331 - I. Andante grazioso - YouTube

 ※ 楽曲構成は、以下の通りです。

 

・第1楽章:Andante grazioso(アンダンテ グラジオーソ)イ長調、6/8拍子、 優美に 歩くような速さで

 

・第2楽章:Menuetto(メヌエット)イ短調、3/4拍子
            ゆったりした舞曲の形式

 

・第3楽章:Ronno Alla Turrca(ロンド アラ トゥルカ)イ短調、2/4拍子
           ロンド形式(A-B-A-C-A-B)、「トルコ風に」

  本曲は、通称「ドルコ行進曲」と呼ばれる作品です。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756年1月27日 ~1791年12月5日)によって、3楽章(通常は4楽章)構成で書かれました。不思議なことに、ソナタ形式によって書かれている楽章が一つもありません。

  最後までご覧くださり、ありがとうございました。

  今日で8品種目のご紹介となりました。

    では。また。