今日 5月3日は、フランスのオルガニストであり、作曲家でもあった マルセル・デュプレ(1886~1971)の誕生日である。
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■「プレリュードとフーガ」 変ロ長調
■2019/05/02 23:50 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彼の父は、オルガン奏者アルベール・デュプレ、母はチェロ奏者のマリー=アリス・ショヴィエールであり、音楽的な雰囲気の家庭で育ち、幼い頃は神童といわれた。
1888年からオルガンをアレクサンドル・ギルマンに師事し、1902年にパリ音楽院へ進学。1905年から2年おきにピアノ科、オルガンと即興演奏科、さらにフーガ、の一等賞を得た。
二度の挑戦の後、1914年にカンタータ「プシュケ」でローマ大賞を獲得し、1920年代から10年間を費やし,バッハの全オルガン作品のリサイタルを2000回以上敢行して世界的に知られるようになった。
1934年には聖シュルピス聖堂の正オルガニストとなり、世を去るまで務めた。
作曲家としては、65曲の作品番号付作品を残し、オルガン曲を始め、交響曲、管弦楽曲や協奏曲、器楽曲など広範囲にわたる作品を作り出した。教育者としても優れ,弟子にはアランやメシアンがいる。
今日お聴き頂くのは、
1.「プレリュードとフーガ」 変ロ長調と、
2.「プレリュードとフーガ」 ト短調の 2つのオルガン曲である。この2曲はそれぞれ 作品7の第1と作品7の第3 という作品番号がつけられている。
デュプレの画像
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1.■「プレリュードとフーガ」変ロ長調 作品7の第1 ◆Marcel Dupré: Prelude and Fugue B Major op. 7,1 - YouTube
2.■「プレリュードとフーガ」ト短調 作品7 第3 (1912年)◆Marcel Dupré: Prélude et Fugue en sol min. Op.7 n.3 - YouTube