「前世療法とスピリチュアル・ガイド 1」の続きです。
スピリチュアル・ガイドのエネルギーと愛と知恵に満ちたメッセージには、いつも感銘を受けずにはいられません。
リバーサイドメンタルクリニックでも、ガイドとつながった患者様は穏やかで幸せそうにしておいでです。横にいる私もそのガイドの高次のエネルギーを感じることができます。ですので、患者様が高次のガイドの存在とつながっておられるのが傍目にもわかります。
ところで、「前世療法とスピリチュアル・ガイド 1」でご紹介したガイドの方々や、神仏として崇拝されている存在、例えば、イエス・キリスト、ブッダ、ヒンズー教の神々、アラー等も、その方を守っているガイドとしてよく出てきてくださいます。ありがたいことです。これらの方々あたりまではわりに王道のガイドの方々です（笑）。前世療法のおかげで、気が付くと、これらのガイドの存在が日常になっていました。一緒に仕事をしているような気持ちになるほどです。
先日前世療法を受けてくださったあるノルウェー人の女性のケースでは、北欧神話に出てくるトールと、ギリシャ神話に出てくる牧羊神パーンが出てきました。この女性は、ノルウェーの自然とつながることに生きがいを感じておられました。トールは槌で雷を起こすのですが、この女性は小さい時から雷が大好きでした。トールは彼女にスピリチュアル・ガイダンスを与えながら、人が自然とつながる方法を彼女と一緒に説いていきたいようでした。自然の多いノルウェーならではのダイナミックなトールのエネルギーでした。トールとの出会いで、彼女は自分の生き方を神に背中を押していただいたように感じました。また、パーンは牧神ですが、音楽を愛する神でもあります。不思議なことに、彼女は前世でshephard（羊飼い）だったと感じていました。また、音楽は彼女の人生に大きな意味を持っていました。彼女は歌が上手で、フルートを吹きたいと願っていました。
私はいつものように、高次のエネルギーの存在をトールとして、患者様の横で感じました。びっくりしたのは、ノルウェー神話やギリシャ神話の、一見目には見えない空想の産物のようにすら見える存在が、（体感として）実在することでした。これらの存在が人とつながって導いてくださっているのです。それを知った時、世界に存在する神話が、また違った角度から見えてくるように感じました。
この女性は、人生で男性のパートナーとの関係に非常に悩むことが多かったのです。離婚して長らく自信を喪失していました。それでも、トールとパーンというガイドとの出会いで、彼女はもう一度自分を信じてみよう、と思えました。診察を通して、自分のことを好きになれそうだと思っていただけたことに喜びを感じました。
皆様の参考になれば幸いです。
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