先日のブログでは、前世療法のフォローアップで、中野めぐみさん(30歳・仮名)が、通常他の患者様の反応と異なり、ネガティブな思考にはまっていく様子を見せたことをお話させていただきました。
今日はその続きです。
私は中野さんの話を遮って言いました。
「ちょっと待ってください。その思考の仕方は、イザベルさんのオリジナルの人生の最期で起きた考え方と同じになっていませんか?」
中野さんは、ちょっとぼんやりした目で私を見ました。ご自身でも気が付いておられないようでした。
以前、ブログでもお話させていただきましたが、中野さんは今回、自分の将来の仕事を考えた時に、不安が強くなり、未来が見えなくなって「死にかけ」ました。
中野さんが「死にかけた」時、それはご自宅で生じたため、私は直接どのような状況だったか見ていませんでした。今回私はそれがどのようなものだったか、目の前でまざまざと眺めることになりました。これまでの自分を片っ端から全否定していく中野さんの様子を見て、これでは「死にかけ」るのも無理はない、と思いました。ようやく私にも、ことの次第が見えてきたのです。
余談ですが、前世療法は基本的に安全な療法ですが、このような状況が生じるのを見ていると、医療機関で前世療法を行ったほうがよいケースがあることを痛感しますね。
続きます。
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