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モダニズムを支えた規範的社会制度が崩壊し、
微細な差異の集積としてのポストモダニズムが称揚され、
思想や建築として体現された20世紀末。
さらに「建築」が「アーキテクチャ」、
「都市」が「グローバル・シティ」へと変質していくなかで、
新たなプラットフォームづくりを急ぐ2000年代を過ごした
私たちは、コンピュータをはじめ、
いまや実装可能、実現可能になりつつある
さまざまなツールを用い、行動やプロセスのなかで、
建築、空間、情報環境を設計し、
人と社会の関係を設計しなおす試みを絶えず行なっている。
こうした現在の試みは、同じく社会の更新期であった
1960年代の「世界デザイン会議」や「メタボリズム」運動が、
国際的な支持を受けつつ、工業化社会にあって技術的に
昇華されなかったヴィジョンをいよいよ実現化していくプロセス、
あるいは70年代の分野横断的な「一般設計学」が問うた、
「あらゆる設計に共通するフレームワーク」を
実現可能にしていくプロセスととらえることが
できるのではないだろうか。
本書は、建築、技術開発、情報工学のイノベーターである
若き5人が、過去のさまざまな成果のうえに立って、
建築、空間、情報環境のまったく新しいパラダイムを立ち上げ、
これからの時代の「設計の設計」のヴィジョンと実践を示す。
2010年末より半年間、「10+1 web site」で行なった
好評連載「10+1 SCHOOL〈建築・都市・情報〉制作の方法」を
大きく改稿、構成を更新して書籍化。

