![]() | 新品価格 |
京嵐寺平太郎は、江戸時代中期の備後三次に生まれた。
この里には、古くから棲む妖怪たちがいて、
老婆の顔や女の生首に化けて人を嚇かしたり、
茶碗や書物、畳などを宙に飛ばして
部屋中を引っ掻き回すなど、
人びとを困らせ震え上がらせていた。
その三次の里を騒がす妖怪大将、
実は京嵐寺家に百年以上住まう「同居人」で、
平太郎が生まれた時から寝起きを共にした幼馴染。
京嵐寺家の秘密を知らぬ人々は、
妖怪を見ても平然としている平太郎の勇ましい様子に驚いた。
その噂を聞いた将軍徳川家重は、
平太郎に江戸の怪事件を解決するよう命じたのだった!
痛快もののけ時代小説シリーズ第一弾!
なおこの物語は、備後三次(広島県三次市)に伝わる
妖怪伝説『稲生物怪録』をヒントに生まれたものである。


